今日の午後は、母と向かい合って
ずっとこの源氏香の押絵を作っていました。
闘病中のお見舞いに
いったい何が喜ばれるだろうか・・・
あれこれ頭を悩ませ、麻の葉工房の亘正幸氏にもご相談して
まずはこんなものが出来上がりました。
和を愛する人だから、
源氏香をちりばめた 日本の季節を感じられるものを。
源氏物語は、学校で習った以外は進んで読んだことがありませんが、
こうやって作っていると、
54帖それぞれの物語を紐解きたくなりますね。
知らなくて知りたいことが、世の中にはいっぱいあるのです。
*
前回、麻の葉工房で見つけた珍しいポストカード。
女の子が人形に洋服を縫ってあげている
なんとも愛らしい図ですが、
なんと膝の上の人形はこけし!
隣には市松人形まで・・・!?
フランスで作られたカードなのですよ、これが。
残念ながら、今はこの図柄は発行されていませんでしたが、
こんな構図を思いつくとは、人形に詳しい方が描かれたのでしょうね。
まったく、 面白いなぁと思うのでした。