クートラス展が大山崎山荘にきているということで、
行こう行こうと思いつつも、前期を逃してしまいました。
目まぐるしい日々の中で後悔の無いようにと、今日は後期の展示へ。
ずっと見たかった作品の数々は、
実際に目にすると、やはりとても好きな世界でした。
クートラスを知ったのは、以前クリスマスに交換する本に
選んだのがきっかけです。
カルトという、彼の代表的な作品を模したフロランタンが
なんと喫茶室でいただけるということで、
これもとても楽しみでありました。
3種類あったので、それぞれに違うものを。
ほろ苦い珈琲にぴったりの甘さ。
完成度も高い!
このウサギのようなカルトは、本の裏表紙にあります。

この本で一番響いた言葉が、
誰が作ったのかと問われることもなく
そのもの自体で生まれて、年老いて美しくなっていく作品を
クートラスは好きだった。
というもの。
ブランド志向とは真逆ですね。
そういったものを作るには、結局は日々を誠実に生き、
ひたすら努力して作品に向き合うしかないのではないか、と思います。