「シェイカー通りの人びと」という絵本を読んだのがきっかけで、
この頃アリス・プロヴェンセンに興味が湧いています。
夫婦で共作したことも多いので、正確には
アリス&マーティン・プロヴェンセンなのですが。
絵が美しいのはもちろん、
作品ごとのタッチが多彩なのも、大きな魅力。
先日のこの絵本も、彼女の作品なのです。
今日ポストに届いたのが、この一冊。
「A VISITO TO WILLIAM BLAKE'S INN」
「ウィリアム・ブレイクの宿屋」
絵本といっても、ウィリアム・ブレイクです。
実は、この絵本に出てくる有名な虎の詩をなんとなく・・・というくらいしか、
恥ずかしながら知りません。
それでいきなりこの絵本を開いてもよいのか?と思いましたが、
抑えた色彩の中で描かれたページを目にした時は、
どうしても手元におきたいと思ってしまった。
う~む、ウィリアム・ブレイクか・・・
でも、これをきっかけとして、世界が広がる。
本とはそういうものでしょう?
分からないところは、パートナーに聞くことにしよう・・・。
それでも、この本が届いて目の前にあることが嬉しい。
案外、「知らない」という状態で、素直に読むのがいいのかも・・・と
希望に満ちてくるから不思議。