12/11/2014

アリス・プロヴェンセンの描くウィリアム・ブレイク





 「シェイカー通りの人びと」という絵本を読んだのがきっかけで、
この頃アリス・プロヴェンセンに興味が湧いています。

夫婦で共作したことも多いので、正確には
アリス&マーティン・プロヴェンセンなのですが。

絵が美しいのはもちろん、
作品ごとのタッチが多彩なのも、大きな魅力。


 先日のこの絵本も、彼女の作品なのです。







今日ポストに届いたのが、この一冊。

「A VISITO TO WILLIAM BLAKE'S INN」

  「ウィリアム・ブレイクの宿屋」






 絵本といっても、ウィリアム・ブレイクです。


 実は、この絵本に出てくる有名な虎の詩をなんとなく・・・というくらいしか、
恥ずかしながら知りません。
それでいきなりこの絵本を開いてもよいのか?と思いましたが、
抑えた色彩の中で描かれたページを目にした時は、
どうしても手元におきたいと思ってしまった。


 う~む、ウィリアム・ブレイクか・・・
でも、これをきっかけとして、世界が広がる。
本とはそういうものでしょう?

 分からないところは、パートナーに聞くことにしよう・・・。







それでも、この本が届いて目の前にあることが嬉しい。

案外、「知らない」という状態で、素直に読むのがいいのかも・・・と
希望に満ちてくるから不思議。