11/15/2013

クリスマスカード



 毎年恒例のクリスマス会、いろいろ考えましたが
なんとか今年もやろうということになりました。

メンバーの中には、ポッキリ折れそうだった心を
そっと支えてくれた方々もあるのだから。

それに、なるべく普段と同じように過ごしていたいのです。



「ひとしお、思いの深い集いになることでしょう。」

出席の返事に、こんな言葉を添えていただき、
ホントにそうだと思いました。

毎年父は、クリスマスの話を詳しく聞きたがったものでしたから。
特に、娘のたくさんのお友達のことなんかを、嬉しそうに。


やるとなったら、まずはカード作りをしなければ!

「明るいカードがいいよね。」と、あれこれ考えましたが
カール・ラーションの絵から。
そして、今年も2種類作ってみました。
どちらが届くかは、お楽しみです。

カール・ラーションといえば、温かな家族がモチーフ。
クリスマスにはぴったりですね。



ちょうど毎年出るクリスマスの切手も買ってきました。

先ほど全てをポストに投函して、ひと安心。








 先日、伯母からもらった小芋の煮つけ。
すすめられた通り、衣をつけてさっと揚げていただきました。
それだけで、ご馳走感が違います!
食卓に新しい味があるというのは、なんとも新鮮なものですね。
それだけで、普段のメニューにメリハリが生まれて。

揚げる前に、ひとつそのまま口にいれましたが、
それだけでも十分美味しかった。
 それに、このひと手間。

おもてなしの極意ですね、これも。






伯母のことをブログに記した日は、
必ず父から伯母に「出てるぞ!」と電話があったんだそう。
その電話が今回は無かったので、気丈な伯母が泣いたのだと聞き、
胸がつまりました。

思えば私の誕生日に、毎年朝一番に「おめでとう!」の電話をくれていたのも父。
年明けには、その電話はもう鳴らないんだと思うと、涙がこぼれます。


賑やかであったり、派手な思い出はないのだけれども、
小さくとも愛情のこもった、父らしい思い出のきれぎれが
至るところに思い出されて。