11/13/2013

ほっと過ごした秋の午後


 


 今日は午後、伯母宅へ。

ここへ来るということは、
ティータイムとは言えぬほどの、おもてなしが待っている!と予見し、
お昼は控えめにしてはきましたが・・・
 
 伯母の心づくしは、本当にハンパではありません。




広い窓辺には、伯母の好きなホトトギスの花。

そういえば、伯母のもてなしの場には、いつも花が添えられています。
カーテンの向こうには、黄金に色づく前の大きな樹木。
日差しがあたたか。


 


 まずは、香ばしいあられの散ったお茶と
燻製の無花果。

初めての味です。
スモーキーで大人の味の無花果は、
チーズの上に乗せてもよさそうで、
私も是非、お客さまに使いたい。




 


 可愛らしいポンポン菊!

以前、私の贈ったランナー、わざわざまた使ってくれたのですね。
嬉しい心配りをありがとう。
そして間髪入れずに、次はお抹茶に栗羊羹。





まだまだ続きますよ~。
 お次は苦みのある美味しい珈琲。
そして燻製のナッツにチョコレート。

このチョコレートのお皿、色合いがとても好きです。




薫り高い紅茶とフルーツケーキ。
もう、お腹いっぱい!

 これで最後だと思ったのが甘かった。
伯母のもてなしはハンパじゃないのですから・・・




 これが今日のメイン!
あったかいお汁粉です。

素敵な器は、金沢の名家の蔵から出たお茶碗だそう。

お汁粉は、北海道の豆をゆっくり煮て、裏ごしした自家製。
味付けは砂糖と塩のみなのに、まったりとして美味しい。

伯母曰く、
良い材料は、純粋なものを少し加えるだけでよい。
・・・ 今日の格言ですね。

しかと胸に刻みました。




「あと、果物で終わりやで~!」

宝石のような盛り合わせ。
全部、綺麗に平らげました。

柘榴もルビーのようです。




帰りの玄関横には、秋らしいリースが飾られていました。
いつも何かしら、嬉しい発見があります。

それを考えるのが楽しい、と笑う伯母。
うん、わかるわかる!




ここに来ると、皆そうでしょうが
伯母の心づくし攻撃(笑)に合うのですが、
そのひとつひとつに、文字通りの「心」が添えてあります。

すごいなぁ!と思うけれど、
そうやってくれる気持ちが、本当に有難い。

お金では買えないものが、ここにもあるなぁ。
人生で、最後に残るのは、こんな思い出なのかもしれない。

私も、心を尽くして生きなければ。

肩の力を抜いて過ごした午後、伯母に感謝です。