昨日、ポストに私宛の手紙が届いていました。
嬉しいお便りの差し出し人は、パートナーのお母さん。
パソコンや携帯電話が普及してから
いつの間にやら伝達手段は メール中心となりました。
それはそれで、気軽にスピーディーにやり取りが出来ること、
更には、もともと電話がとても苦手な私にとっては
落ち着いて、自分の言葉を伝えられ
文章中で、簡単に漢字変換出来るのも有り難いものであったので
ほとんどがメールという手段です。
そして、どれだけ多くのお顔も知らぬ方々と、
人形を通じてメールを介し、お知り合いになれたことか・・・。
最近では、お礼状の葉書を書くことも少なくなり、
メールで心通じ合えている間柄なら、それでお許しいただいていました。
そんな中、唯一文通しているのが、パートナーのお母さん。
金沢の空気を感じる ほがらかなお便り。
封筒を開け、便箋を開き、
野の花を思わせるようなお母さんの文字が目に入ると、
心がほどけるのを感じます・・・。
庭の方は ようやっと長い冬から目覚めた様子です。
この季節 「あぁ、もっと大切に雪囲いをしておけばよかったのに」と
反省しきり・・・
そして今日も 一枝一草に「ごめんね」と言いつづけています。
庭仕事は大好きなのに
北風が吹き始める頃 なぜか忙しく 日が短くなり
鼻水をすすりながら 雑な仕事をしてしまうのです。
でも 今年も幸を届けてくれそうです。
椿も雪の下から紅は六ツ ピンクは二ツもつぼみを見せてくれました。
嬉しいです。
お母さんの いつもながらの飾らぬ言葉が温かく 心地よくて
この気持ちを ちょっとお裾分けしたくなりました。
震災からも1年が過ぎました。
心を裂かれ、苦しむ人々の気持ちを 少しでも共有し
温かな春が 心に 届きますように、と願うのみです。