「京都でやってる中川一政展を見に行きたい!!
だけど、一人じゃ行けない・・・
電車にも乗られへんし、道も分からんもん。」
という、年甲斐もない母の希望を叶えるため、
お付き合いして出かけて来ました。
「どうせやったら、あそこにも、あそこにも寄りたい~!」
と、泉のように沸き起こる願望も聞き入れ、
今日の私は、京都巡りの一日ガイドさん。
朝9時過ぎに家を出て、まずは今日の目的、
京都高島屋での中川一政展です。
10時前に無事到着。
百貨店の開店前に並ぶのは、初めてかも!?
中川一政の絵画はもちろん、書や陶芸作品まで、幅広い展示でした。
心に残ったのは、
「私は、よく生きた者が、よく死ぬことが出来るのだと思っている。
それはよく働くものが、よく眠ると同じ事で、そこになんの理屈も神秘もない。」
という言葉。
朝一番の、元気な時に見て正解の展覧会でした。
次は、烏丸までウィンドウショッピング。
母の洋服を見立てること1時間。
烏丸御池近くのルラションに行く途中、
サンタマリアノヴェッラを発見!
素敵な店員さんにたくさんの香りを試させていただきました。
二人とも気に入った香りがあり、一緒に使おうと一つもとめました。
選んだのはアンバーラベンダー。
二人とも頭痛持ちなので、ラベンダーはよく試すのですが、
こちらのラベンダーは、アンバーで甘さをおさえてあり、
大人の趣。
香りのものは、何より贅沢な気持ちになります。
ルラションでランチをいただき、鳩居堂へ。
手紙を書くことが好きなものには、素通り出来ない場所(聖地?)です。
母は、いつものように便箋や葉書を物色し、
私も鳩居堂が大好きな福岡のお友達にお土産と
自分用の横書き便箋を購入。
先日、叔母宅で味わった最中を思い、
同じ並びの 亀屋良永にも寄りました。
ここで、なんだかおかしい。桜最中が無い・・・。
ここで、なんだかおかしい。桜最中が無い・・・。
蕨餅に似た、野守というお菓子をお土産にしたのですが、
帰宅してから調べてみて、先日いただいた桜最中が、
亀屋良永の数軒手前の 「小松屋」さんのものだったことが判明!
そうだったのだ・・・。
次回、寄ってみよう。 楽しみは後に残して!
帰宅してから調べてみて、先日いただいた桜最中が、
亀屋良永の数軒手前の 「小松屋」さんのものだったことが判明!
そうだったのだ・・・。
次回、寄ってみよう。 楽しみは後に残して!
途中、アンティークの食器屋さんで、好みの皿を発見。
9枚ありましたが、いろいろ考え、向こう付けと合わせて2組だけを。
いや、お金を出したのはもちろん母ですが・・・。
この二組は、テーブルのセンターピースとして使おうかと思います。
どんな花を活けようか・・・どんなクロスを敷こうか・・・
考える楽しみが増えました。
京都の町は、普段ならこの季節は特に人でいっぱいなのに
どこに行ってもガラガラ。
私自身は自粛はせずに、自分の出来る範囲で
普段の暮らしを続けています。
その代わり、仕事もこれまで以上にしっかり頑張っています!
そう、中川一政の言葉のように、「よく生きる」ということを
私なりに実践したい。
そう、中川一政の言葉のように、「よく生きる」ということを
私なりに実践したい。
さまざまな考え方があるでしょうが、
町がまた活気付くことを願って 、京都をあとにしました・・・。