4/12/2011

季の風 モエレ



 先日、伯母宅で嬉しい時間を過ごしたことは、既に記しましたが
今日はその続編を・・・。

伯母が、ランチに連れていってくれたのは
季(とき)の風 モエレ」というお店です。

こちらはもともと、「こうえつ庵」という器を扱っていらっしゃるお店。
ギャラリーも兼ねた空間で、
今年から、お昼の食事も出されているそう。

お料理が運ばれるまでのひととき、
作家ものの器を楽しく見せていただきました。

そして、まずは桜の食前酒と、野菜の前菜。




素材の味をシンプルに引き立てる、お腹に優しい品々。
家庭の食卓でも、こんなふうに盛り付ければ
ちょっと特別な一皿になりますね。

伯母が、特別にシャンパンをオーダーしてくれました。

 白菜の甘みの生きる、滋味溢れるスープ


 こちらの3品は、右から冬、春、夏をイメージして料理されたのだそうです。
夏のゼラチン仕立てのガラスの小鉢が、特に見た目も爽やかで
これは、お客さまの時に真似しよう!と、舌で味を探りながら・・・。

 鶏と豆腐のハンバーグ

こうやって眺めると、お皿の中の色彩は大切だと実感いたします。
どれにも、春が散りばめられていました。

 このあと、白いご飯とお味噌汁、お漬物がありました。


 デザートの甘いもの


「なっちゃんの、もの作りに何かプラスになるかと思って・・・」
と連れて来てくれたモエレさん、
器も素敵ですし、とても女性的な献立で、心和む時間でした。

きばらなくても、ほんの少しの手間で
料理もお味も、美しくなる・・・
日々の暮らしも同じですね。
(家帰ったら、ちょっと掃除しようかな・・・恥)。


一枚目の画像は、ジュエリーのようなナプキンリング。
伯母が見せてくれたのが、あまりに素敵で
きっと私の目にハートマークが出ていたのでしょう、
気前よくプレゼントしてくれました(笑)。

伯母は、形違いで平たいものをネックレスに作りなおしていましたが、
丸みのあるこれらは、是非このまま使いたい。
置いてあるだけで、綺麗で・・・いろんな飾り方が出来そう!

左のリングはブラックベリーを模っているので、
初夏には庭に毎年、
実とともに茂るひと枝と一緒に飾れます。
その光景を思い描くだけで、なんだか嬉しい。

伯母にプレゼントしてもらった、贅沢な一日。
心にたっぷり、風が通りました!