春風のようなアーティー、ほぼ完成してきました。
ペチコートやドロワーズはまだなのですが、
いつもつい嬉しくなって待ちきれず、写真を撮ってしまうのが
私の悪い癖です(恥)。
でも、思い描く形に近付き、
人形の表情がやわらかくなると
自分が新しい洋服をあつらえてもらったかのような気分になって、
そして誰かに見せたくなり・・・
人形とは、少女の頃のときめきを
ずっと持ち続けさせてくれる存在なのです。
ここからは、昨日とどいたメールのお話を。
人形の材料をはじめ、必要なものは海外から取り寄せることが多いのですが、
先日もあるものを探していて、アメリカの初めてのお店にオーダーしました。
すると、次の日にそのお店から届いたメールには
地震での、私や私の家族、友人までもを案じる言葉が 溢れていました。
そして、今回の私の支払いを受け取ったら、
そのまま日本への募金に送ることにしたとのこと・・・。
送料も、記されているのは海外への航空運賃ではなく、アメリカ国内の値段のまま。
馴染みのお客でも無かったのに、日本からのオーダーというだけで、
心意気を見せてくれたキャシーさん。
もし逆の立場なら、私は貴女をのように出来ただろうか・・・と
自分に問います。
他所の国で起こった惨事には、胸を痛めることはしても
どこか他人事のように、今まで思っていた私。
でも、国ごとでなく、地球単位で悼みを分かち合うことが
本当のことなんだと気付かされました。
重い荷物も、皆で持てば軽くなるのです!
そして、娘が発した一言。
「自然災害は、誰にも止めることは出来ないけど、
戦争は人が起こしたものだから人が止めることが出来るんだよ。」
本当にそうだな、と思う。
口では偽善を語っても 実際は無関心でいる人間に、
不平を言う資格など無いな、と反省します。
この震災で、自分自身、変わりたい、と強く思うのです。