9/24/2010

古いものと新しいもの





「 物欲があまり無くなった」なんて言うと、嘘のように聞こえるかもしれませんが、
昔に比べると、ここ数年は、ほとんど何も買わなくなりました。

ひとつには、ものを選ぶということに、慎重になったということ。
「それを買って、末永く本当に使うか!?」と自問自答すると、
ほとんどのものが、店の棚に戻されてしまいます。

日々発売される、便利そうな道具に関しても、
「「あったら便利」は無くてもいける!」という標語を思い出し、却下。
それは、百均の品でも同じこと。

身に付けるものもそうで、
好きだったお店は、何故かいつも閉店してしまうし、
アクセサリーなども、毎日とっかえひっかえするより、
気に入った同じものをいつも付けている方が、性に合っているようです。



そんな中でも、出会った時に心奪われてしまうものは、やはり古いもの。

昔のものが今にない丁寧さで作られ、デザインが美しいことはもちろん、
長い時間と、私の知りえない暮らしを経て
今ここにある不思議・・・
いえ、偶然の連続が、必然となってここにあるような気がします。

ということで、我が家の古いものを一つ。




これは、たて23cmくらいのレリーフ。
中央の像は、ヴィクトリア女王とアルバート公だと思うのですが、
本当のところはどうなのでしょう?
裏はもうボロボロで、ヴィクトリア女王の方は、レリーフも欠けていますが、
だからでしょうか、とても安かった! 

ピアノ室から寝室に入る壁に掛けています。




 今日のタイトルは、「古いものと新しいもの」ですが、
では新しいものは何か?ということですが・・・
今朝開いた薔薇を活けたこの花瓶。
これは、今日出そうと、我が家の缶ビンゴミの中にあったもの。

いいちこスペシャルの入れものです(笑)。
ゴミに出すのに忍びなく、再利用。 
焼酎はあまり好きではありませんが、これは別!




中身も美味しくて、外も使える、エコなお酒ですね(笑)。