9/15/2010

ぼくんちの犬が一番!


仲良しの3人組、今日は愛犬自慢です。

皆そろって言うことは同じ、
「うちの犬が一番さ!」

本当は、もっとたくさん犬を作り、
それぞれに人形に持たせて「犬の品評会!」といった感じで
作りたかったのです。
・・・ が、
この羊毛で作る犬、パーツを長い針で刺し固めながらの工程が
なんだかとても痛そうで、作りながらも罪悪感・・・
セラフィンに針を刺しているようで、苦手でした。
作るのに、なかなか重い腰が上がらないのです。

そういえば、家族で祝うクリスマスの食事の下ごしらえの時、
ローストチキン用の鶏のお腹に詰め物をしていると、
パートナーが顔をしかめて言いました。
「ふいちゃん(セラフィンの愛称)にしているみたいで苦手・・・。」

う~む、我が家の面々は、どうしてもセラフィンをいろんな場面で
連想させてしまうのかしらん。


ちなみに、ローストチキンを食べるのは、平気だったパートナー!



思いがけず今日、素敵な贈り物が届きました。


包みを開けると、一瞬にして香りが部屋を満たします・・・
世にも美しいオーナメントでした。


香水のように主張せず、とても心穏やかに香ります。
慌しい毎日に、安らぎのエッセンス。
寝室にも持って行きたい・・・。
小さな幸せを寄せ集めて、花束にしたような香りです。


太宰治に「雪の夜の話」という作品があります。
「人の目には美しい風景を蓄えておける」という、ちょっと不思議なことを
純粋に信じる女の子が出てきます。

「奈津子さんの目、心にも、美しいものだけをいっぱい蓄えていただきたい」
昨夜私に、そう言って下さった方がありました。 

この言葉も、今日いただいた香りも、送り主は別人ですが、
心の霧が晴れていくように、清々しく、生まれ変わったような気持ちになれました。

ちょうど今日から大阪も、秋らしく爽やか。
気持ちを高めながら、今日も準備です!


* 既にご連絡いただいている方もあるのですが、
もし遠方から来られるご予定で、日の決まっている方は、 
ご面倒ですが、お知らせいただけると有り難いです。