娘の学校も一段落終え、
まだ週に2,3度のピアノ実技や歌のレッスンでの通学はありますが、
ほとんどお休みに入りました。
昨日は京都に所用があり、久しぶりに母と娘と3人でお出かけ。
思えばこの1月は、インドア派の私にとっては、外出の多い月でした。
前日の季節はずれの暖かさとは打って変わって、
気温も下がり小雨の中、三条で下車。
最初に用事を済ませた後、堺町通りのビストロ・ルラションへ。
高いお金を払って美味しいのは当たり前・・・というのは過去の話。、
最近では高くても美味しいとは思えないお店も多い中、
このお店は、安くて美味しいという、私の条件を満たす貴重なお店!
下のランチ、食後の珈琲がついて、¥1000!一応、ビーフステーキです。
この、お肉自体は、まぁ、値段通りでものすごく美味しいわけではありません。
・・・が!
お肉の下に隠されている大量のじゃが芋のフリットが、甘くてホクホクです!
インカの目覚めという品種ですが、サツマイモに近い感じ。
付いてくるフランスパンも、ほのかな甘みと香ばしさがとても美味しい。
コストパフォーマンスは素晴らしいと思います。
母のオーダーの鯛のポワレ。
こちらも同じ値段で、
鯛の皮もパリッと焼けて、とても美味しかったということ。
若い男性二人で、切り盛りしているこのお店。
私語も無く、あたりも丁寧。いつも大抵満席です。
満腹になったところで、今度は烏丸まで出て「やゝ」さんへ。
古い着物や生地を扱っていらして、一度行ってみたかったお店です。
落ち着いた店内には、はんなりと美しい、時代物の着物や帯でいっぱい!
とても素敵に着物を着こなした店員さん(お名前をうかがうのを忘れてしまった・・・)
と、いろいろ楽しくお話させていただきました。
なんでも、2階をギャラリーにする話もあるそうで、
ここで市松人形を飾らせていただけたら、人形が喜びそう!思わず笑みが・・・。
何でも相談に乗っていただける、素敵な店員さんもいらして、
是非、また遊びに行きたい、本当に良いお店でした。
(トップの画像は、こちらの昔の着物です。)
帰り道に、ぶらりと寄ったタカシマヤ。
美術工芸サロンの前には、よく若手の作家さんの展示があります。
今回は、濱本由希子さんとおっしゃる作家さんの陶器展。
ぱっと見た時、素朴な型染めが連想されました。
作家さんにお話を聞くと、色をかけたものから、
余白を切り取って柄を残す手法だそうです。
なるほど、だから版画のような趣も感じるわけか・・・。
出身大学が同じ(私は中退ですが)ということもあり、
短時間ですが、いろいろお話させていただきました。
我が家に迎えられた、濱本さんの温かみのある作品です。
滋賀の陶芸の森でも、修行されたそう。
酒杯には、底に仕掛けがあり、鈴のような音が鳴ります。
作家さん曰く、
「お酒が空になった時に、チリンチリンと振って下さい。」
・・・・・・・。
我が家では、振ったら自分で注いだりして・・・!?
濱本由希子 陶展
1月26日まで、高島屋京都店 6F美術工芸サロン
ご興味のある方、是非お出かけ下さいませ。