6月に宿泊した、ホテル川久。
まだ紹介し忘れていたものがあったので、遅ればせながら。
まずは一階の美しいモザイクの床に、
建築した永田祐三氏とイタリアのフリウリ地方のモザイク職人のサインが
嵌め込まれているとのことで 、
1500㎡の床を早起きして探したのでした。
あったのは目立たないひっそりとした場所・・・
訪れることがあれば、是非とも宝探しをするように見つけて欲しい。
建物を実際に目にすることも重要でしたが、
その建てられた当時のことにも、大変興味がそそられていました。
ホテルの一画に、そんな歴史を垣間見れるコーナーがあります。
元々は河久の名前で、同じ場所に旅館を営んでいたのですが
昭和30年にして、このハイカラさ!!
この貴重な写真が見られて、本当に嬉しかった・・・。
そして当時から使われていただろう、漆器の柄にも驚く😶
バリー・フラナガンの兎は、塔の上にあるとここまでの大きさとは分かりません。
全長6m!!
これはフラナガンの作品の中では最大の大きさ(そりゃそうだろう!)で、
もちろん、川久の為の特注でございます。
二年の月日をかけて完成した世界の数寄屋は、当初は会員制でした。
会員権はなんと、二千万から😱
当時は最寄り駅からリムジンで送り迎えもあったんだそう。
けれどバブルははじけ始め、想定したほどに会員権は売れなかったのです。
五年も経たずに経営は破綻してしまう・・・。
なんでだろう・・・
私はその歴史にもとても惹かれるのです。
そのエピソードが、余計にこの夢の城を美しく見せてくれるような、
そんな気がしてならない。
建物に囲まれた中庭部分を、よく見て来なかったことに
帰宅してから気付く・・・😑
でも多分、私はまたここを訪れるだろうから。
その為に、日々を頑張るのだ!
白浜の残念なところは、駅弁かな。
近隣のとれとれ市場に寄ってみましたが、
これ!と思うお弁当はありませんでした。
パンダもいなくなり、メニューも少しは変わるんだろうか?
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| お弁当には野菜が欲しい |




