明日の第一弾の発送に向け、準備しています。
毎回神経を使ってしまい、一度に何体もは無理で
今日は二体分を箱詰め。
自分でも数えて驚きですが、今まで100体近くの人形を
こうやって送り出してきました。
それでも、毎回緊張します。
「こんなふうに精魂込められると、手放されないんでしょう?」と
会期中は何度も言っていただくのですが、
ずっと人形作りをやってきて、私はやっぱり作り手なんです。
その時その時の精一杯で生まれた子達を、欲しいと言って下さる方があれば
これ以上の幸せはありません。
次はどんな子を作ろうか・・・心はいつもそっちを向いています。
この男の子は、珍しく3年前に作った子にとにかく似せて作りました。
ステファノという素敵な名前をもらって、
和歌山でわんちゃんに囲まれて幸せに暮らしています。
和歌山でわんちゃんに囲まれて幸せに暮らしています。
実は 今回のこの子ももう、ヴィー君という名前も付けていただいています。
仏蘭西語の「命」や「人生」といった意味合いから名付けられたのだそう。
名前ひとつにも、それぞれに深い想いやドラマがあって、
それぞれの人形に、皆 命を吹き込んで下さることが、何より嬉しい。
しばらくは、このような日々が続きます。
そのあとは、人形の仕事の予定が詰まっていて
元気にさくさくとこなして行かなければ、と思っております。