今回、初めてオリジナルの子を手放すことになりました。
今までなかなか決心がつかなかったのですが・・・
その大きな理由は、まだ私が未熟だからということ。
いざお宅に迎えていただいて、満足していただけるかが不安でした。
そして、やはりオリジナルの子に対しての愛情が強くありました。
けれど、この方なら託させていただこうと思える方からのご希望で
思い切った次第です。
その方とは
前回の4年前のリーガロイヤルで、毎日ギャラリーを覗いて下さり、
時には奥さまや社員さんをお連れになって
最終日にご自身のスケッチブックを、そっと見せて下さった紳士。
(その腕前に、皆で驚いたのでした・・・!)
当時のことが忘れられなくて、
今回リーガロイヤルでやると決まった時、またお会い出来るかなぁ、と
母と話していたのです。
変わらぬお姿、変わらぬ笑顔で
朝一番のギャラリーにお顔を見せて下さった時は、とても嬉しかった!
週末にはまた、奥さまもご一緒に。
「絵のモデルに・・・」と言って下さった時、
こちらにそう言っていただけたら、もうこれ以上のことは無いだろうと
心が決まり、手放すことにしました。
これがこの子のご縁だと。