植えてから、10年経ったライラック。
細い枝ながら、たくさんのつぼみをつけていましたが
それがようやく開き始めました。
朝食時、窓を開けると
良い香りが鼻腔をくすぐります。
簪のように房咲きの可憐な花は、
ライラックと呼ぶよりも、リラの花と呼ぶ方が
どことなく素朴で趣があり、好きです。
同じ名を持つため、この季節に思い起こすのが、赤毛のアンの末娘・リラ。
アン・ブックスの最終巻に登場します。
アン・ブックスはじめ、作者のモンゴメリの作品は
どれも、数えきれないほど読み返しました。
美しいカナダの自然を背景に、
素朴で穏やかな幸せのちりばめられた日々が、丁寧に描かれていて
派手さは無いけれども、珠玉のエピソードの詰まった名作です。
ルーシー・モード・モンゴメリ |
我が家のリラの木、
二階の窓から見下ろすと、本当に成長したなぁ、と驚きます。
もとは、ホームセンターの小さくて安い苗だったのですから!
そして今日は、ちょっと蒸し暑いくらいの1日でしたね。
朝、掃除をした後、あちこち片づけたり布団を干したり・・・
気が付けば、お昼近くになっていました。
明日はじっくり、人形の顔描きを!