7/04/2026

ハーゲン弦楽四重奏団と、若きカップルたち

 
 
 昨夜はいずみホールにて、ハーゲンクァルテットの演奏会がありました。
 
ハーゲンは母が大ファン、しかも解散の為最後の機会とあり
早々にチケットをゲットしていたのです。
 
ホールはほぼ満席。
私はいつものように、最後列の通路側。
安心して音楽を楽しめる席で。
 
 
 
 
 ハーゲンの演奏は、リラックスではなく背筋がピッと伸びる感じ。
音も姿も洗練されていて美しい・・・。
 
一曲目のモーツァルトが曲目変更となりましたが
どれも集中が切れることなく、聴きました。
 
シューマンが特に印象に残ったな。 
 
 

 
 長年のファンの方も多かったようです。
 
そんな中、私たちのまわりには珍しく若いカップルが二組いて・・・
同列のカップルの女子はモーツァルトが終わった途端に席を立ち、 
慌ててそれを追いかける男子!
 
なんなの!?
まだシューマンあるのに!! 
 
後半には戻ってきた二人。
母が会話を聞いていたところによると、ケンカしてるんだそう。
なんでも女子が男子の体臭が匂うと怒っている。
化繊の服が原因だとかなんとか。 
男子は自分の身体をクンクンしながら、女子に何度も「ホンマにゴメン!」
と平謝り。
 
男子よ、謝るんじゃない!!
女子も折角の良い音楽を聴きにきてるのに、そんなこと言うな!!
 
隣だった母は「全然臭くなかったよ、その子」。
だったら「臭くないよ~」って言ってあげたらよかったのに、と
ホールからの帰り道に笑いながら・・・
 
 
 
 


 
 
 
 若きカップルのもう一組は私の前の座席。
 
女の子はきっと音楽やってる子かな、最初から最後まで感極まっている様子。
一方彼氏は彼女の方ばかり気にして、何度も話しかける。 
・・・でも彼女は舞台に釘付けで。 
もしクラシックに興味が無かったのなら、
昨夜のプログラムは彼氏にはキツイかも。
 
終演後の盛大な拍手の中、彼女はホールの中で一人だけ立って
ハーゲンに賞賛の気持ちを送っていました。
 
「あの時は、私も一緒に立ってあげたかった。」と言う母。
「立ってあげたらよかったやん!」と私。
 
そんな若い女の子の後ろ姿も、音楽と同じく印象に残った良い夜でした。 
 
 
 ・・・でも、夜の演奏会はやっぱり疲れるなあ。
昔は全然平気だったのに。
開演前に周辺でゆっくり食事して、思えばちょっとだけ優雅に過ごしてた。
 
今は少しでも遅く家を出て、早く帰る。
そう、愛犬のために。 
 
 
いずみホールは思い出深い場所で、いつもいろんなことを思い出します。