慌ただしい毎日、久しぶりに近所の散歩コースをそぞろ歩き。
思えば祖母が「早ければ、今夜・・・」と言われてから、ひと月経ってしまった。
まさか、こうやってひと月後が迎えられるとは 夢にも思わなかったのですが、
祖母はここ一週間ほどで、1日にゼリーを5~6個食べるほどに回復しています。
(経口での栄養摂取はもう有り得ないと言われていたにもかかわらず・・・!)
もちろん、誤嚥とは背中合わせ。
いつ何時、何が起きても不思議ではないにしても、
祖母の体力には驚くばかり。
いろんなことを調べ、考え、家族での話し合いを重ね、
なるべく自然な形での見送りを思っています。
それは、祖母の生活の場である介護付き住宅側の考えとは
食い違う部分もあり、そちらとの話し合いも持ちました。
皆それぞれに思いがありますし、
正解なんてないでしょう。
けれど100歳を超え、寝たきりの祖母には
自然な終末への時間を準備したい。
なだらかになだらかに。
一時的に良くなっては下降する、折れ線グラフのようなものではなく。
シンプルな願いなんです。
緊張に満ちた毎日から、少し私たち家族も心を解放しないと
誰かが病気になってしまいそう。
これからは、もう少し楽に考えよう。
*
今日は鋳込み作業も終え、暫くは乾燥させつつ
イギリスから義眼の届くのを待ちます。
・・・やっぱり催促しよう。
時間が勿体なさ過ぎる!