12年前、この家に住むことが決まってから
六畳のベランダを作りました。
最初の2年は、大きな鉢に柊の低木を3本並べていただけでしたが、
もう少し庭らしくしてみようかと、少しずつ手を入れ
重いレンガをえいこらと運んで花壇を作り、今に至ります。
ちょうど10年目のベランダガーデン。
北・左側部分の花壇です。
右側花壇のつる薔薇は、まだ蕾が固かったので ・・・
ワイルド・イブ。
奥のラベンダーローズは、これから。
紅白絞りのニューイマジンは、昨年購入した苗です。
いつもお茶を飲んでいるのが、手前に写っている年季の入ったテーブル!
同じく年季の入ったベンチは、先日の母の日に
新しいものを娘にプレゼントしてもらいましたので、
引退したベンチは、植木の台として役立っております。
こうやって眺めていると、庭作りには歳月が必要なのだと実感します。
育っていく過程に目を配り、忍耐強く待ってやる時間が
昔はどうにももどかしくて!
手っ取り早い庭作りは無いのだろうかと、早道を探したことも幾度か・・・。
けれど、そういったやり方では 心に添うものは出来ないのだなぁ、と
やっと思えるようになった10年目です。
人生もそうですよね。