この季節には梅好きのパートナーと、梅見物することにしていますが、
今日は御所で梅散歩をしようと出かけてきました。
神宮丸太町で下車し、その前の腹ごしらえ。
どこに行こうかと迷いつつ、この機会にと「丸太町東洋亭」へ。
東洋亭といっても、キャピタル東洋亭とは別物。
こちらは大正十三年に開業されたのです。
洋館本のこのページを見た時から、
一度は行ってみたい、いや、行かなければ・・・!!と思っていました。
外観です。
以前はこの斜向かいの陶器屋さんによくお邪魔したのですが、
当時は京都へはほとんど車で来ており、
駐車場が無くて寄る事も出来ず。
店内は、こじんまりとして落ち着いた空間。
壁面にはお店に合わせて描かれたかのような、巨大な杉本哲郎の絵。
残念ですが、店内は撮影一切禁止でした。
だからこそ ゆったりと食事を楽しめたかもしれません。
最初に一組ありましたが、途中からは私たちの貸切状態でした。
お料理が出てくるのはゆっくりめです。
理由は下記パンフレットにもありますが、石炭ストーブで調理しているから。
昔は当たり前だったそうですが、今ではここ一軒だけに・・・
そりゃそうやろうなぁ!
けれど、お店と給仕して下さる奥さん(三代目だそう)の雰囲気が大変良いので
時間は気にはなりませんでした。
お料理は全体的に値段設定はちょっと高めです。
その中でもリーズナブルなシェフのおまかせランチ(¥2000)をいただきましたが
味付けは優しく、誰にでも好まれそう。
メインはサーモンをソテーしたもので、
出来ればそれに、何か洋食メニューを一品添えれば
お客さんの数は増えるだろうになぁ・・・と思ったのが正直な感想です。
以下、いただいたパンフレットより↓
お店の雰囲気は素敵でした。
奥さんの接客も、あたたかく丁寧。
レトロ建物はみなそうですが、古の空気に思いを馳せながら
ゆったりと流れる時間を楽しむというのが一番の醍醐味。
そういう点では、良い時間を過ごすことが出来ました。