まだウールを着込んでいたに季節に、宮崎氏の懐中絵画展に出かけ
気に入った、3枚の小さな硝子絵。
これは、いつでも携帯出来る(!)よう
綺麗に豆本装丁されていたのですが、
私に「絵を持ち歩く」 や、
「それを懐から取り出して、時々眺める」という行為が
どうも非現実的過ぎて、
わがままを言い、額装をお願いしました。
う~ん、これが宮崎氏なら、そういった所作もまったく違和感無いのだけれど、
やはり絵は 部屋にかけていたい。
面白みの無い私で、申し訳なかったなぁ・・・。
けれど、仕上がったものは、大変気に入っています。
画廊でこの硝子絵を選んでいた時一緒だった友人が
右端の女の子の絵を見て
「鼻鉛筆! 昔よくやったわ~。」と一言。
え!?そんなこと、長い人生、一回もやったこと無い、と私。
「やったよね~。」と皆が和やかに盛り上がっていたことを思い出し、
一人、この絵を前に、初・鼻鉛筆をそろそろとやってみたら
すぐに落ちて鉛筆の芯がポキッと折れた!
この絵を飾っている、2階の仕事場兼居間は
ブルーを基調に色合わせしているので、ブルーのマットもお願いしました。
これも、爽やかでいい。
夏の間は、このブルーにしようかな。
・・・それにしても、鼻鉛筆です。
あれから、何度か鏡の前でやってみるけれども
最早この年齢になると顔の筋肉の張りが乏しいせいか、
難しい。
唇を、ぎゅっとすぼめると出来ることを発見しましたが
その顔は、人にはとても見せられない・・・
やっぱり、こういうのは子供でないと。
そして、子供の頃、頬杖をつきながら鼻鉛筆などする子だったら、
私の人生も、また変わっていたのかなぁ。
・・・暑さで、頭がちょっと ぼんやりしております。