昨夜は就寝前に、ひととき葉書に向かっていました。
この2枚は、どちらも同じ宛先に出すもので、
①、②と読む順番の番号をふっています。
1枚では書き切れないけど、2枚なら・・・というなんとも楽しいやり方は
封書よりもくだけていますが、それはそれでいいなぁ、と思います。
きっかけは金沢のパートナーのお母さんより、以前に届いた2通の葉書。
ポストに見つけた時は、まさに「目から鱗」という感じで、
以後、私も真似するようになりました。
封書には封書の 包まれたものを開くという
密やかなわくわくがありますが、
ポストから取り出す2枚の葉書は、
少し華やか 少し陽気で、とりわけ夏向けな気がします。
金沢のお母さんは、なかなかのユーモアのセンスの持ち主。
いただいた手紙の中には、
お家の工事の図面が書き入れられていたことも・・・
お家の工事の図面が書き入れられていたことも・・・
心の感じるがままに綴られた文面も自然で、
それまでお礼状などでは 形式に囚われた言葉を並べ 、
紙を埋めていた私などには とても新鮮でした。
そうか、手紙ってこんなふうに、素直に思いを伝えるものなのだ!
そんな単純なことが、 最初はなんとなく
逆に難しくも感じてしまうのだけれども
心をほどいてペンを持つ時間は、
今の世の中に もっとあっていいこととも思えます。
今回選んだ葉書2枚は、どちらも小倉遊亀さんのもの。
鉢の中の葡萄が、涼を添えてくれるでしょうか?
夕方、お散歩時間にポストに投函します。