オーダーいただいていた靴が2足、
出来上がりました。
いかがでしょうか?
赤とベージュの生地のドレスに、黒い羽のついた帽子を被った
K子さん作のジュモー。
バッスルスタイルの素敵なお人形でした。
皮革は、焦げ茶の少し入ったような黒に
赤いブレードの飾りを。
ピンクの甘い香りいっぱいのドレスのブリュには、
ワインがかった茶の皮革で作りました。
足元に濃い色がくると、ピリッと締まりますが
似合うといいけれど・・・。
皮革は、写真では光の加減で色が分かりにくい のですが、
雰囲気は分かっていただけますでしょうか?
ただの平らな皮革が、立体になる・・・
靴作りの不思議ですね。
手間がかかりますが、作るのは嫌いではありません。
人形の全体のバランスに、靴は非常に大切なものですしね。
もうすぐ出来上がりのブリュにも、ついでに作りました。
そういえば・・・
特殊な足のサイズの娘のお友達、
いつも合うサイズが無く、苦労されていて、
いつも合うサイズが無く、苦労されていて、
クリスマスにお父様もいらして、人形の靴をご覧になり、
お父様が「娘にも!!」とおっしゃったことがありましたっけ(笑)。
いや、履いて歩くのには無理でしょう!
そう思うと、私たちの履く靴を作られる職人さんは、すごいなぁ・・・。
アーティストという言葉は、なんだか薄っぺらく感じますが、
磨き上げた技術の元にある「職人」という響きには、
重みがあり、憧れます。