以前から、私のものと同じ針刺しを作りたいと言っていた母ですが、
先日思い立ち、自分のレディ・ピンクッションを完成させました。
この、レディの針刺しは、もっとデコラティブなタイプもありますが、
我が家では実用一番なので、あえてシンプルに。
これは、もう15年くらい使っている私のもの。
人形の衣装を縫うときは、待ち針は大量にいるので、必需品。
寝室にも、夜の作業用に別の針刺しを置いています。
そしてこちらのブルーのものが、母の新しい針刺し。
これが出来上がる前は、
スポードのブルーゼラニウムの、ふちの欠けたカップを使って
作ってあげたものを、愛用していました。
「Making Fabulous Pincushions」 という本には、
さまざまな楽しい針刺しが掲載されていて、
見ているだけで楽しい時間を過ごせます。
この帽子型も、一度真似て作ったことがあったような・・・
欠けたカップの再利用にもってこいの、ティーカップ型
東欧を思わせる、フォークロアの赤が鮮やかな針刺しは、
上部がクロスステッチされた布が張られています。
レースや花が使われていたり、お洒落で目を引くほど、
実用とはかけ離れて行ってしまうのですが・・・
それでも、大事な七つ道具の一つ?ですから、
何でもいいというわけにはいきませんよね。
使い勝手がよくて、丈夫で長持ち、そこに、ほんの少しの乙女心。
ということで、まだまだ私の針刺しが作り替えられることは無さそうです!
Aさまから送っていただいたのは、
我が家から旅立ったブリュの、
お手持ちのアンティークドレスを着せていただいた画像。
素敵なお仲間に囲まれ、いきいきとして、すっかり他所の子!
また、こちらのアンティークドールさんも、
我が家にドレスを誂えに、来年遊びにやって来てくれますよ。