久しぶりに、市松人形の着物の裁断をしていました。
この裁断、人形といえども侮れません。
表布の柄取りがまず悩むところ。
古布を使いますが、柄は大抵大きいので、
人形サイズに違和感の無いように、選びます。
そして、表・八掛・襦袢・襦袢裏・など、
袖は3組重ねるので、片袖だけでも6枚の裁断。
また、縮緬をはじめとする絹地は、しるし付けも地が動いてやりにくい。
そして、ほぼ人間と同じように仕立てて行きます。
綿を入れ、ふきをたっぷり取ったり、これも難しい。
(ちなみに、ここで入れる綿も、古い綿を使います。
すると不思議に、古いもの同士の布と綿がよく馴染むのです。)
溜息をつきながらも、今まで結構な数を縫いました。
やっぱり古い縮緬は
触れているだけで優しい気持ちになりますから。
上の画像は、過去に縫ったもの。
お店で着物を半身、分けていただいたものです。
それでも、一着しか作れません。
人形のおべべは、本当に贅沢ですね・・・。
これは、パートナーのお母さんが金沢から送ってくれた
古布で縫ったもの。
着せるとこんな感じです。
この裁断、人形といえども侮れません。
表布の柄取りがまず悩むところ。
古布を使いますが、柄は大抵大きいので、
人形サイズに違和感の無いように、選びます。
そして、表・八掛・襦袢・襦袢裏・など、
袖は3組重ねるので、片袖だけでも6枚の裁断。
また、縮緬をはじめとする絹地は、しるし付けも地が動いてやりにくい。
そして、ほぼ人間と同じように仕立てて行きます。
綿を入れ、ふきをたっぷり取ったり、これも難しい。
(ちなみに、ここで入れる綿も、古い綿を使います。
すると不思議に、古いもの同士の布と綿がよく馴染むのです。)
溜息をつきながらも、今まで結構な数を縫いました。
やっぱり古い縮緬は
触れているだけで優しい気持ちになりますから。
上の画像は、過去に縫ったもの。
お店で着物を半身、分けていただいたものです。
それでも、一着しか作れません。
人形のおべべは、本当に贅沢ですね・・・。
これは、パートナーのお母さんが金沢から送ってくれた
古布で縫ったもの。
着せるとこんな感じです。