8/21/2025

映画「風琴」



昨日は猛暑の中、十三のシアターセブンへ。
映画「風琴」をみてきました。
 
 風琴とはオルガンのこと。
私の世代にはまだ、小学校の教室にはオルガンがあり
足元のペダルを踏みながら音を出すという構造も
当たり前に知ることが出来ました。 

でもオルガンは2000年から製造されなくなり
100年の年月を経た意匠も美しい風琴 の存在も
ほとんどの人の目からは遠いものになっています。 

そんな風琴を今も修復し続ける人たちにスポットライトを当てたのが
この映画でした。
 
 
 
 
 
 
 主役である修復師の和久井輝夫さんは、現在88歳。
この修復の技術を後世に伝えつつも、今も現役で仕事をされています。 
 
過去には自然災害による浸水で、保管していたオルガンが被害にあったり
東日本の地震の際に被害あったオルガンを一年かけて修復されたりと
困難に向き合いつつその度に乗り越えられてこられました。 
 
 その姿をたんたんと記録した映画。
 
 
 
 
 
 
 そしてそんな風琴を、同じように修復されているピアノピアさん。
代表の小川さんも出演されています。
 
映画の中のお言葉にもあったように
「古いものだけど、私たちにとって新しいもの」 とのフレーズに共感します。
 
風琴の、懐かしくやわらかな音色ほど
どんな人の心にも沿うものは無いのではないかなぁ・・・。 
 
 

サインいただきました😊
 
 向かって右側のオルガン、まずはトランクのような手提げ式の形態から
小川さん曰く「ガンダムのように」組み立てられて行く様子を 
興味深く見せていただきました。
大正5年のものだそうで、亡くなった祖母と同じ年だ! 
 
昨日は終演後に「ダニーボーイ」の演奏も。 
 


となりにはチョコンとベビーオルガン。

 
 この映画を見終わったあと、なぜか心がふんわりとして
優しい気持ちになったのは
オルガンの魔法かもしれぬ・・・。
 

 
 
 
 映画は12時からだったので、映画館を出た後は
下調べしていたすぐそばの洋食屋「シバタ」さんへ。
 
 
どれも丁寧に調理されているのが分かります。
なかなか十三に行く用事無いけど、行ったらまたここでAランチを食べたい。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 *
 
 
今日はDMを郵便局に持って行きました。
昨今の事情から推察すると、早い方で土曜日くらいからお届け出来るかな?
 いや、土日は郵便の配達はないんだったっけ?