大山崎山荘を訪れたのは、数えきれないほど 。
なのに、毎回湧きおこるこの気持ちはなんなんだろう・・・。
山荘という名前の通り、街中ではなく山の中腹に位置するロケーションは
時代を経た重厚な門をくぐると、あっという間に自然に囲まれます。
空気が一変するという感じかな。
初めて義母を案内したのも、ここだった。
歩きながら「鎌倉を思い出す・・・」という義母のつぶやきを覚えています。
この風景を見直していて
当時、カフェでいろいろと語ってくれたことが
ふと思い出されました。
そんな義母も一昨年の暮れに旅立ち、
まだみんな若かったあの日のことも、ここでの思い出のひとつとして
山荘が纏ってくれたような・・・
まったく懐の深い場所。
水仙も咲いていました。
もう終わりがけなのか香りは無かったけれども
代わりにあちこちから沈丁花の匂いが素晴らしい!
途中、庭師さんによるいたずら?
ハート型の椿が迎えてくれました。
こっちも!
山荘の入り口です。
咲き始めの木蓮が清々しい。
別棟でモネを常時展示しているギャラリー(安藤忠雄建築)もありますが、
昨日は立ち寄らず。
カフェのバルコニーから見える景色。
帰り道は庭を横切って、このうさぎさんに必ずご挨拶を!
バリー・フラナガンのうさぎの彫刻には、どうも縁があるようで・・・
昨年の箱根でも遭遇。
そして6月の旅でも、宿泊先のホテルのシンボルとして
建物に掲げてあるのです。
(楽しみ過ぎる・・・)
秋にまた会いにきたい。
その頃には展覧会も終わって、ホッとしてるかな。