3/26/2025

春の大山崎山荘

 
 
 
大山崎山荘を訪れたのは、数えきれないほど 。
なのに、毎回湧きおこるこの気持ちはなんなんだろう・・・。 

山荘という名前の通り、街中ではなく山の中腹に位置するロケーションは
時代を経た重厚な門をくぐると、あっという間に自然に囲まれます。
 
空気が一変するという感じかな。
 
 
 
 
 
 初めて義母を案内したのも、ここだった。
歩きながら「鎌倉を思い出す・・・」という義母のつぶやきを覚えています。
 
 この風景を見直していて
当時、カフェでいろいろと語ってくれたことが
ふと思い出されました。 

そんな義母も一昨年の暮れに旅立ち、
まだみんな若かったあの日のことも、ここでの思い出のひとつとして
山荘が纏ってくれたような・・・
 
まったく懐の深い場所。
 
 

 
 
 
 水仙も咲いていました。
 
もう終わりがけなのか香りは無かったけれども
代わりにあちこちから沈丁花の匂いが素晴らしい!
 
 
 

 
 
 
 途中、庭師さんによるいたずら?
ハート型の椿が迎えてくれました。
 
 

 
 
 こっちも!
 
 

 
 
 
 
 山荘の入り口です。
 
 
 

 
 
 
 
 
 咲き始めの木蓮が清々しい。
 
 
 

 
 
 
 
 







薄桃色の渡り廊下の向こうは、当時は蘭が栽培されていました。
今はギャラリーになっています。
 
昔はここは立ち入ることが出来なかくて、
どうなっているのか知りたかったけれど、今は入れるんです^^





 
 
 別棟でモネを常時展示しているギャラリー(安藤忠雄建築)もありますが、
昨日は立ち寄らず。
 
 
 
 
 
 
 
 カフェのバルコニーから見える景色。
 
 

 
 
 
 帰り道は庭を横切って、このうさぎさんに必ずご挨拶を!
 
 
 
 
 
 
 
 
 バリー・フラナガンのうさぎの彫刻には、どうも縁があるようで・・・
昨年の箱根でも遭遇。
 
そして6月の旅でも、宿泊先のホテルのシンボルとして
建物に掲げてあるのです。
 (楽しみ過ぎる・・・)
 
 
 
 
 
 
 
 秋にまた会いにきたい。
 
その頃には展覧会も終わって、ホッとしてるかな。