昨日は茶屋町での試演会に出かけてきました。
演奏家の友人より、パートナーにアドバイスをもらいたいと
二人で招待してもらって。
週末の梅田は春の陽気。
この試演会には美味しいイタリアンがついていたのですが、
演奏会前にお腹がいっぱいになるのが苦手で・・・
家で軽く食べてから臨みました。
テラス席からは、赤い観覧車が見えます。
来られた方は皆さん、イタリアンのコースを楽しんでいらして
私たちはちょっと早めに会場入り。
食事が終わられたお客さんが会場に入られてきた時に、
もう15年から20年はご無沙汰だった懐かしい方々と
思いがけず再会しました。
演奏家の友人のお母さまが、長年老松町でギャラリーとサロンをされていて
我が家も本当によく通ったのですが
その当時のお仲間です。
ある頃から足が遠のいたのですが、懐かしい方々のお顔をみたせいか
当時の思い出が急に湧きおこってきて。
そこに、いつもサロンで聴いていた友人のヴァイオリンが流れてくると
20年の月日の長さに、なんだか胸がいっぱいになってしまった・・・。
当時は今よりも、世の中が活気に溢れていました。
企業の社長さんやさまざまな芸術家の人々がたくさん集まり、
絵画を楽しみつつ音楽に耳を傾け、
その後は皆でワインを飲みながら語らって。
華やかな時間が流れていました。
そんなギャラリーも近年閉められ、
長い月日が過ぎて行ったことに一抹の寂しさを感じながら
音楽に包まれていた昨日。
本番は芦屋のクラシカで、16日だそう。
(多分、チケットはもう売り切れかな。)
音楽も人柄も、誰もが好きになってしまう。
時代は変わっても、彼女はずっと変わらない・・・そんな友人です。
プログラムがまた、素敵でした。
アンコールはリヒャルト・シュトラウスのモルゲン! (明日!)
私も活力、もらいました。