12/01/2024

岐阜への旅 その4 Sさんご夫妻と三岸節子美術館から山本屋本店

  
 
 
 
 二日目は宿をチェックアウトした後、送迎バスにて岐阜駅へ。
そこでSさんご夫妻と待ち合わせをしていました。
 
到着してすぐに、ウロウロしている私たちを車中より見つけて下さり、
クルマに乗せて下さいました。
 
Sさんご夫妻のお車、なんと7人乗りなんです!
ご夫妻とお会いするのは、春の展覧会以来。
いつお会いしても嬉しくて・・・😆
そして今回、二日目のプランまで立てて下さったのです。
 
まずはご挨拶もそこそこに、一宮の三岸節子美術館へ。
 
 
 
 
 
 この美術館は三岸節子の生家跡に建てられたものなんだそう。
なかなか素敵な建物で、有形文化財に指定されています。
 
 天井の明り取りもいいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 三岸節子の絵を、こうやってまとまって見るのは初めて。
大胆なタッチとモダンな色遣い、だけど心に訴える作品ばかりでした。
 
 画家の愛用したさまざまなものも別館に展示されていて、
あぁ、こういう人だったんだな、と
随分と身近に感じられました。
 
 
 
 
 
 
 
 これだけでも十分満足していたのに、
同時に開催されていた武井武夫展がまた楽しかった~!
 
武井武夫さん、私は知らなかったのですが
「童画」という言葉を作ったのはこの方だったんだそう。
 
様々な技法で表現された膨大な作品は、どれも細やかで優しい。
一番意外だったのが、パートナーがめちゃくちゃ感銘を受けてたこと(笑)!
 
 
 
 
 
 
 
 武井武夫さんの生誕130年を記念して、東京・金沢・岐阜と巡っていた展覧会の
実に最終日に偶然訪れることが出来ました。
 
しかもこの日はパートナーの誕生日で・・・
(帰宅後も嬉しそうに図録に見入っている😄) 


 




美術館の前で、Y子さんと節子像を囲んで記念撮影。
(あぁ、ご主人のH也さんとの写真を撮り忘れてしまった・・・。)


 
 
 
その後は有名な山本屋本店にお連れ下さいました。
 
日曜日とあって混み合う駐車場ですが、
H也さんの華麗なドライビングテクニックで難なく入店。 
(その前に、順番待ちの書き込みに走るY子さん!)

私たちだけでは行けないところばかり。
きっとプランを立てられるのも大変だったことでしょうに
細やかなお心配りに、いつも頭が下がる思いです・・・。


山本屋とは、味噌煮込みうどんの老舗。

まずはこんなにたくさんのお漬物が出るんですよ!
これ、タッパーに入れて持ち帰りたかった。



 
 
 
 
 私とパートナーがオーダーしたのは、スタミナもつ煮込みうどん^^;
 
 初めての味噌煮込みうどんは、本当に従来のうどんのイメージを裏切るものでした。
うどん自体がつるんとしたものではなく、
あらく小麦粉を練ってあるような?固めの食感。
 
うわ~、こういうのなんだ~!!
(衝撃を受けている) 
 
味噌のしみ込んだうどんですっかり温まりました。


 
 
 
 駐車場で、ものすごいおばあさんが運転して入って来られ、
よくこんな狭くて混んでいる駐車場に停められるなぁと感心していたら、
「うどんパワーや。」とパートナー(笑)。 
確かにそうなのかも・・・。

食後の抹茶アイスクリームも美味しく、ご夫妻にすっかりご馳走になってしまいました。
 

 
 
 
その後は一宮駅でお別れする予定でしたが、
まだ一時間くらいある。
 厚かましくももう少しお二人とゆっくりお喋りがしたくて・・・ 

 駅で日曜の昼間に6人座れる席はあるだろうか?とお店を探すと、なんとあった!!
これは神様が用意して下さったに違いない! 

それからの一時間に満たないおしゃべりが、本当に楽しかったのです。
娘がたまたま「パッケージが可愛かったので」と
お二人にお土産にしたさくらクレパスのお菓子。
なんとさくらクレパスの商品のデザインも長く手掛けられていたとのこと。
誰もが知る大企業のお仕事を、たくさんされてきたお二人。
ミズノのランバードをデザインされた時のお話も含め、
私には夢のようなわくわくする時間でした。

そして、あれだけじゃ足りない!もっともっとお聞きしたいと思うのです。

お別れして列車に乗り込み、またもやパートナーの
「いや~、最高の誕生日だったよ。」という言葉。
この日を象徴していました。


今年は1月の日間賀島にはじまり、この度の岐阜の旅といい
Sさんご夫妻にお世話になりっぱなしの一年でした。
 
本当に楽しい良い時間だったのです。 
人とのご縁はお金では買えません。お二人とのご縁は、一生の宝物です。
 
H也さん、Y子さん、どうぞいつまでもお元気でいらして下さい。
またお二人と過ごせる時を楽しみにしています。