啓蟄というのに、 外は不意打ちの寒波。
一方部屋の中では
まるで氷も溶かすかのようなあたたかな表情を
変わらず見せてくれるこの子。
今朝はまたそれが格別で、
穏やかな中に、はち切れそうな希望をも感じます。
きっと新しいお家とのご縁が繋がったせいでしょうか?
「いつかは小公女のエミリーのように、
自分だけのお人形を・・・」
そんな想いを胸に、ここに辿り着いて下さった方があります。
毎晩、まだこの子がギャラリーにいることを確認しながら
眠りにつかれていたのだそう。
私の入れ込みぶりに観念した夫と、
母の「売れちゃうと後悔するよ~」の脅しに励まされ・・・
いただいたメールのこのくだりに、思わず笑みがこぼれました。
きっと、ご家族皆さまで、この子を可愛がって下さるに違いありませんから!
お譲りすることが決まった時には
まず嬉しさに泣き、次に跳びはねて叫び、
子供たちを驚かせました。
・・・!!
なんということでしょう!
私にとって人形は、どの子も皆、大切な子供のようです。
その子達を、今までたくさんの方たちが
喜びを持って迎えて下さいました。
本当に、こんなに幸せな人生はありません、
人形も私も・・・。
それを心から実感した今朝の出来事。
今年も(最早3月ですが)頑張ろう!、