2/09/2014

伯母からの贈り物 その1



 昨日は伯母宅へ招いてもらいました。。

先日、ささやかな手伝いをさせてもらったのですが、
そのお礼を・・・ということ。
・・・けれど既にお礼はしてもらっていたというのに!


ちょうど塗り直したところだそうで、 玄関スペースの弁柄色も鮮やか。

活けられた菊の黄色がよく映えています。





和室奥の 丸く抜かれた磨りガラスの向こうにも、菊が仲良く並んで。

昨年亡くなった祖母を偲んでということですが、
すぐに目に飛び込んできて、思わず「わぁ・・・!」と歓声。






 近付くと、こんな感じです。
ちょうど真ん中に並んでいる様子が、ほのぼのと可愛らしい。
磨りガラスに舞う桜の葉に囲まれ
ここにはもう春風が吹いているかのよう。

こういうスペース、いいなあ。






 窓際には、伸びやかに百合が一本。






昨日は夕食をご馳走になるということだったので、
その前にふるまわれるだろう「甘いもの御膳」を想定し、
昼食は抜いて臨みました。

・・・やっぱりそれで正解。
伯母らしい(!)もてなしを受けました。


ちょうど外は霙交じりの雨だったので、
はじめに出された生姜湯に、身体が温まります。
からっぽの胃袋にも、じんわりと染み入るよう。

「本当は1本買ってあるけれど、小食やから・・・」と
仙太郎の三色団子の中のひとつが添えられていました(笑)。
 心配りですね。



柔らかく炊かれた黒豆に、無花果をチョコでコーティングしたお菓子、
州浜にお干菓子などなど・・・

見ているだけで、嬉しいお膳。
そして椿が一輪。





 苺のピュレが添えられたバームクーヘンにほろ苦い珈琲で〆。
どれも大変美しく、また美味しくいただきました。




いただきながらも、何より
伯母の痛快な人生話に耳を傾けるのが面白い。

ここでは書けないのが残念ですが、
警察の機動隊を制した話などなど、それはもう、驚くようなエピソード満載で、
負をもプラスのエネルギーに変えてきた人生のひとつひとつが、
目の前にイキイキと蘇えるようです。

盛り沢山の一日だったので、
 続きは明日へ。