9/05/2013

京都迎賓館



 以前に伯母より、人形作りの糧となるから、
是非とも見ておいた方がいいと勧められていた迎賓館。

 一般公開されるのは、年にたった10日間。
春に申し込みがあり、それから抽選なのですが
運良く当選していました。




 行こうか行くまいかギリギリまで悩んでいたのですが、
 8月も家の中からほとんど出なかったこともあり、
母に背中を押され、やはり行くことに。


台風一過の空には晴れ間が覗いていました。
こんな日に御所の中を散歩するのもいいかもしれないと、車に乗り込んで。



大丸ヴィラやアグネス教会を過ぎ、御所に到着。
車を停めて緑の中を歩きました。
雨上がりの木々は、瑞々しい。

木漏れ日の中、犬の散歩をしている人も何組か見かけ、
結構自由に散策することが出来るのですね。


肝心の迎賓館の内部は、写真撮影は可能なのですが
個人で楽しむ場合のみというしばりがあるので
残念ですが、ここに掲載は出来ません。

けれど、日本の伝統文化・職人の技というものが
控えめながらも鏤められた空間です。
ああいったものに触れると、身体が自然とほぐれていくのは
やはり日本人だからでしょうね。
今日の肥やしが、また人形作りや、人生を歩むのに活きるはず。


中に入るまでのセキュリティーと、案内係の人の数はハンパじゃないですが!





 堪能した後、京都駅前の伊勢丹へ。

ここで、ずっと使う機会の無かった商品券を
おもむろに財布から取り出しました!


御蕎麦を食べ、百貨店の中を少し物色して
2時には帰宅。





珈琲を淹れて、皆でおやつを。
 (この栗蒸し羊羹も、残った商品券で買えた!)

少し疲れた身体に、甘いおやつと珈琲が美味しい。










 昨夕、雨が上がって陽が沈むまでのほんのひとときに
魔法のような夕焼けと青空が現れ、
急いで2階に駆け上がり、シャッターを切りました。


黒く厚い雲に覆われていたけれど、
その向こうには、明るい太陽が隠れていたのです。


人生も、きっとそのようなもの。