毎年この頃、Iさんのお能を見に出かけます。
今年の演目は「江口」。
なんでも、1時間半という長丁場だそうで、
舞われるIさんより、自分が会場でもつかどうかが心配!
とにかく秋晴れの中、母とパートナーと3人で電車に乗って・・・
Iさんは、小柄でいらっしゃるのですが、それでいて存在感も十分に
重厚な衣装を身に着けられ、
幽玄の世界を表現されていました。
小さな頃から和の文化に慣れ親しんでいらしただけに、
素養が違います。
本当に、素晴らしかった。
豪快に笑い、筋の通らないことには厳しくもあり、
けれど、我が家の面々をいつも温かく見守って下さるIさん。
今回はご自身も心身共に大変だったそうですが、
立派に舞台を務められ、流石だなぁ、と思います。
帰りに、天満橋から見えた中之島のアクアライナー?
ちょっと見た目が違うと思ったら、
帝国ホテルのグルメ・ミュージック船「ひまわり」だそう。
アクアライナーなら、一度乗ってみたいなぁと思いつつ、
まだ実現していません。
いつでも乗れると思うと、なかなか乗らないもので・・・
けれど、今くらいの時期がちょうどいいかもしれませんね。
そして、この景色を見ながら、このようなものを。
昼食もそこそこに家を出て、すごくお腹が空いていたので・・・。
1枚目の絵は、
「能之図」 狩野柳雪より、江口。
ちゃんと、このような舟も登場いたしました。