我が家の元旦は、毎年祖母と過ごします。
この4月で95歳の祖母は、ご覧の通り、人形が大好き!
どの人形を見ても、
「可愛い、可愛い。」と、目を細めて喜びます。
いつまでも、人形の世話を焼く祖母。
その姿を、家族でにこにこしながら眺めていました。
祖母は、高齢ですがハイカラな食べ物が大好きで、
生クリームを使ったものには目がありません!
1年前、大腿骨骨折で入院した時も、
こっそり持って行った蟹のムースを
こっそり持って行った蟹のムースを
大喜びでたいらげていましたっけ・・・。
あれから、驚異的な力で、
杖を頼りに歩くことも出来るようになりました。
杖を頼りに歩くことも出来るようになりました。
こちらは、祖母の人形。
ホームではいつも、この子を抱えて可愛がるので、
この人形をきっかけに、入居者さんの中で、
一大人形ブームが巻き起こったそうです(笑)。
人形にはすぐに名前を付けたがるパートナー、
この子を見て
「ジャッキーって感じかな!」
・・・確かにそんな感じも・・・しないでもない。
元旦の朝一番に祖母を迎えに行くのですが、
今年は特に祖母の老いを感じました。
車に乗せることが、まず一大事!
小柄であっても、運動機能の衰えた祖母を支えるのは容易では無く、
パートナーは「腰が・・・!!」と、こっそりうめく程。
母も、祖母をトイレに連れて行くのに悪戦苦闘。
我が家は祖母の日常の生活を、
ホームのプロフェッショナルのスタッフさんに任せていますが、
例え年に1度のことでも、
家族が介護の基本的なノウハウを知ることも必要だと実感しました。
家族が介護の基本的なノウハウを知ることも必要だと実感しました。
来年は、祖母を連れて帰ることが出来るかなぁ・・・と呟くと、
「じゃあ、来年はおばあちゃんのところに行って、お正月しようか。」と母。
うん、そういう手もあるか!
来年も、祖母の人形を愛でる姿を眺めながら、
元旦を過ごすことが出来ますように。