1/25/2011

T子ちゃんとの・・・


時々、ここにも記すように、
私の毎日は基本的には家での人形作業が中心です。
自身もそれが一番好きなこともあり、
友人とただお喋りするだけのために会うということには、
忙しさもあり、長年積極的にはなれませんでした。
今は便利なメールという手段があるので、
それだけでも、十分な気がしていたんです。

でもこれって、私のよくない面かなぁ・・・と思うこの頃。
今年の心がけは、月に1度くらいはそんな日を設けること。
大袈裟ではありますが・・・!

けれど、こんな決意でもしないと、私にはそれが実行出来そうにありませんし、
人生も後半に差し掛かった今、友との時間も大切だと感じるのです。

そもそも忙しいとはいえ、
時間というのは、あるものではなく、自分で作り出すものですしね。

ということで、今日は友人・T子ちゃんと待ち合わせ。

昼下がりの、ほんの2時間強のあいだのことでしたが、たくさん喋りました!
主に私のことばかりになってしまって、
これがもしかして、こまめに吐き出さなかった
積年の垢?だったのかも・・・。

T子ちゃんは聞き上手で、
私の心を綺麗にジャブジャブと洗濯してくれたのでした。

帰り道、バスに揺られながら思うことは、
私達はもう、10代の女の子では無く、
それぞれに、重たい事柄を経験してきた大人だということ。

止め処ない会話の中には、辛かったことも少なからず話題に上るのですが、
それを、お互いにごく自然に話し、そして受け止められることに
あっという間だったけど、懸命に歩いてきた道のりを想います・・・。

私達、それぞれに頑張ってきたんだよね!


画像は、T子ちゃんが「なっちゃんに!」とくれた古布です。
家で広げてみると、
まだ綺麗な刺繍も残る、美しい縮緬。
緑の帯は、T子ちゃんのおばあちゃまのものだそうで、
これは男の子の帯にぴったりでした。