母が、もう12年程前に刺した 一重の野薔薇のオットマン。
仕立ては私です。
洗練されてはいないけれど、
素朴で愛らしい野薔薇。
そんな雰囲気を感じさせるものに、今も惹かれます。
人に対してもそうかもしれません。
朴訥でも、正直で心の綺麗な人がいい。
この可憐な花もさることながら、
エッジングのブレード刺しも効いていますね。
ふと、人形のドレスの襟元にしたら可愛いだろうな~と妄想、
ねぇ、おかーさん!
あの当時は、よくオットマンを作りました。
刺繍を施した生地で無くても、
素敵なオットマンがいくつも出来ましたっけ・・・。
皆、お嫁入りして行きました。
実は 私がその頃刺したオットマンがこれです。
母のと並べると、腕の差が歴然として恥ずかしいですが・・・。
今なら、もう少しマシに出来るかなぁ・・・?