4/21/2008

・・・!!

 驚いたとともに、ただただ心が揺さぶられました。
こんなにすごい人形は、人生のうちに出会う3本指に入るのではないでしょうか・・・素晴らしい表情です。
操っている人達の衣装も素敵。


http://jp.youtube.com/watch?v=qBXr15K2uSc

4/20/2008

春の庭と小さなお客さま











 昨日・今日と天気が良かったので、久々に庭仕事です。


チューリップやパンジー、ライラックも咲き、ただ今、春いっぱい!毎朝、鶯の可愛い声もします。


水曜日に、縮緬細工の先生達が遊びに見えるので、裏庭をみんなで整えました。


ホームセンターで激安(¥1280!)のアーチも買ってきたので設置し、新芽が伸びて行き場を失っていた薔薇を絡ませましたが、庭にぐっと奥行きが出ました。


仕事を終え、写真を撮っていると、土手の方からカサカサと音が・・・・・・


「もしかして?」と思い、静かに待っていると、やはりタヌキでした!


私に気付くと、少しビックリした様子でしたが、声をかけてみると、毎晩パンをくれる人と分ったらしく、土手を下りてこちらにノコノコと歩いてきました。


あまりの人懐っこさにやや驚きつつも、「そばに来たら、頭をなでていいのかなぁ?」なんて考えていると、どんどん近づいて来ます。


そして、見ている前でいきなり糞を・・・


・・・いったいこれはどんな意味があるのだ・・・?


・・・もしかして、求愛!?


その後すぐにどこかで物音がしたので、タヌキはピューッと逃げてしまいました。(私の心に疑問だけを残して。)


母に話すと、「あんたのこと、母タヌキと思ったんやろ。」とのこと。じゃあ、あんたは、おばあさんタヌキやな?フン!


我が家の裏庭には、他にも猫はもちろん、野生のフェレットも散歩に来ます。その姿を見かけるたび、とても心和むのです。


特にこのタヌキは、ほぼ1年前に私が裏庭にいる時に、昼間なのに母タヌキと現れ、珍しく思ったことがあったのですが、次の日に、母タヌキだけが我が家の前の道路で車に轢かれて死んでいたのです。


私には、母タヌキが子タヌキをよろしく・・・と最期に会いに来たとしか思えず、それからみんなで毎晩かかさずタヌキにパンをやっているのです。


我が家では、最早セラフィンと同じような存在。姿を見せないと、とても心配になります。


この裏庭は池に面しているので、広く、タヌキには済みやすいのでしょうね。


貴重な自然が、これ以上無くならないように、祈るのみです。

4/15/2008

祖母の92歳のバースデー



 今日は、私の祖母の92歳の誕生日でした。

その御祝に、母と私と3人でランチを楽しんできました。

写真は、デザートをたいらげた後の、笑顔の祖母。お肌もつるつる真っ白で、身内が言うのもなんですが、とても92歳には見えません。


私は、祖母に叱られた記憶が全くありません。それどころか、祖母が怒っているという姿も知りません。

それほど穏やかでやさしく、控え目な祖母ですが、最近は物忘れも目立つようになってきました。


祖母は2年半前から老人介護施設で暮らしていますが、そちらの職員の方達は皆本当に良い方。
いつも、「どうしたらフジ子さん(祖母)が快適に毎日を送れるか?」と一生懸命考えて下さっていて、私達も頭の下がることばかりです。


先日も職員の方が、「フジ子さんは、みんなの癒しなんです。」とおっしゃって下さいました。

今日、職員の方達からプレゼントされた色紙には、「フジ子さんの小粋なトークが好きです。」という書き込みもあり、母と笑い合うと共に、どこにいても祖母らしさを失わずにいる姿に、胸がちょっと熱くなりました。


3年くらい前までは、一番細いレース糸で、たくさんのレース編みのドイリーを編んでくれていました。
今も、私の宝物です。
リビングのシェルフには、そのうちの何枚かをかけてあります。


来年も、この日を元気な祖母と迎えることが出来ますように!

4/14/2008

兎の神社 京都・岡崎神社








娘の楽譜を買いに行く用事があったので、以前から行ってみたかった、京都の岡崎神社に寄ってみました。

岡崎神社は京阪丸太町駅から、徒歩20分くらいでしょうか?平安神宮の裏手に位置し、地図で見ていた時は近いと思っていましたが、歩いてみるとわりと距離があります。

一生懸命歩いて到着してみると、歩き始めた時より、かなり山が近くに・・・。
それだけでも、気分が違います。歩いた甲斐がありました。
岡崎神社は、うさぎがシンボルの神社として知られていて、うさぎが多産なことから、安産や子宝祈願の祈祷者が多く、最近ではうさぎをペットとしている人達にも人気だそう。

私は神社にあちこちと配置されている、うさぎの像やレリーフを見たくて行きました。
パートナーの妹さんがもうすぐ出産ということと、パートナーのお母さんが兎年ということで、安産祈願と健康祈願のお守りも買いたかったのです。

小さな神社は、一周するのもあっという間。
けれど、このこじんまりした感じが、小さなうさぎにとても似合っているような・・・。まさに、ピョンピョンと周りました。

無事、お守りを2つゲット!そして折角なので、記念に自分にも小さな健康祈願のお守り。
土鈴はパートナーが買ってくれました。
旅先で出会う土鈴には、とても可愛らしいものが多く、よく祖母へのプレゼントに買っていましたが、市松人形といっしょに置くとよく合うので、自分でも集めたいと思っていたのです。
今日のが第一号!
その後はバスで、お気に入りのスマート珈琲店のある三条へ。
いつものランチをとり、母からの頼まれものの和菓子は、すぐそばにある、亀屋良永で買いました。
ここも、お店の前はよく通るのですが、小さなショーウィンドウを覗いてみたのは初めて。今の季節にふさわしい、可愛らしいお干菓子などに惹かれ、店内へ。
知り合いの方へのおつかいものですが、織田家と明智家の家紋が並んだ珍しい羊羹を購入。
茜色の、とても美しいお菓子で、場所が本能寺の前だけに、ぴったりで面白く、歴史が好きな方には大変喜ばれそうです。
さて、肝心の娘の楽譜選びは、難航しました。
今年のヨーロッパ研修旅行で、ピアノ科の生徒は2人ずつ組になり、連弾を現地の演奏会で披露するのですが、その選曲を娘がパートナーに相談していたのです。が、なかなかちょうどいい長さのものがありません。
とりあえず、1冊選んで帰宅。けれど、まだ思案中。
どちらにしても、娘にとって素晴らしい旅になりますように・・・。




4/08/2008

お花見 伏見その2






 さて、伏見夢百衆での軽食後、船着場に急ぎました。
たくさんの人がそちらに向かって歩いていたので、混雑は十分予想していましたが、1時間に3本運行だったので、何本か待てば乗れると思っていたのです。

                       ところが!

なんと、舟は既に夕方まで予約でいっぱい!!皆、朝に予約に来るのだそう・・・。
あぁ・・・(ガックリ)。

でも気を取り直し、川沿いを散歩することにしました。
桜よりも、どちらかというと柳の若葉が印象的で、その背景に見える古い酒蔵の建物が、どこか遠くに来たような気持ちにさせます。

懐かしいような川べりをどんどん行くと、ガードレールの間から、桜色の古い建物を見つけました。
上がって確かめてみると、どうやら公民館のよう。同じくレトロな遊具とともに、カメラのファインダーに収めました。
この建物の色、とても好きです・・・。
次に訪れた時も、あることを祈りつつ・・・。

その後も少し散策をして、一時帰宅。
夜には近くのホールで、娘の先生や知り合いの演奏家さんたちの音楽会がありました。
なかなかの盛況で、ほぼ満席。充実のプログラムでした。

9時前に終わり、流石にくたびれた後、パートナーが今日買った小さな贅沢・日本酒の利き酒セットをみんなで楽しみました。
どれも美味しかったなぁ~。

春休み最後の楽しい1日は、こうして終わりました。


 

4/06/2008

お花見その1・伏見夢百衆







 伏見まで、お花見に行ってきました。

お目当ては、月桂冠大倉記念館裏乗船場から出ているお舟に乗って、宇治川を下ること。

春休みも後少しとなり、特別に遊びに行くことも無かったので、家族みんなで出かけました。



車で出かけたのですが、まず船着場近くの「伏見夢百衆」で軽食をとろうということに。



この伏見夢百衆は、以前一度来た時に、雰囲気がとても気に入ったお店です。

昔は酒蔵だったという広々としたスペースは、時々落語会やきき酒が行われるそうで、まさにぴったりの雰囲気。

京都らしく中庭もあり、心が落ち着きます。

女給さんも、着物に白いフリルのエプロンと、大変可愛らしいのです。

ただ、メニューが多くないのが残念。

パートナーは水出し珈琲と酒カステラのセット。私と母と娘はお善哉。とても甘かった!



喫茶の横ではお酒や、それにまつわるお土産品が販売されています。
折角酒うどんも販売されているので、喫茶のメニューに加えてくれたらいいのになぁ・・・と思いつつ、物色。



 その時は、まだこの後皆で舟に乗れると信じていました・・・。     



                                           その2へつづく

4/02/2008

靴作り






 今日は、靴を2足作っていました。

最初の画像の靴は、一番下の画像のエミール・ジュモーのもの。
ドレスは大体仕上がっているのですが、最後の仕上げ部分で悩み・・・

そういう時は靴を作ります。

靴を履かせると、全体像がかなりしまり、何が必要かが見えてくるのです。人間の洋服と同じ。

このジュモー、17インチサイズですが、とても存在感があります。
個人的には、これくらいの大きさが一番飾りやすく、好きです。
邪魔にもならず、けれど人形としての主張も感じられる、ほど良いサイズでしょうか。

もう1足の靴は、冬に作ったA・Tのもの。
少し凝ったデザインにしたら、選んだ皮革が厚かったせいもあり、縫い合わせたり靴底を付けたりするのが大変でした(汗)。
出来上がりは、ちょっと甲殻類っぽい???

3/28/2008

ミモザの季節






 家の前で庭作業をしていると、よく通りがかりの人から 「この木は何の木ですか?」と尋ねられます。
その木とは、我が家に4本あるミモザのことです。
この4本は、それぞれに種類も違うので、ミモザにはかなり多くの品種があるのでは・・・と思うのですが、我が家の4本に関して共通しているのは、常緑であるということと、葉の形は違えど、花はほぼ同じ形態ということです。
花芽は11月くらいからつき、桜の咲く頃には大満開!木も、毎年驚く程成長するので、4本は植えすぎかもしれません。
けれど切花にすると、1つ1つの花が小さな黄色い綿のように可愛らしく、ドライフラワーにするのも簡単なので、毎年楽しみにしています。
また、花もさることながら、幹の青みがかった色合いもとてもいい感じ。異国の色という雰囲気です。
先日も、家の前を自転車で通っていたご婦人が、私の姿を見つけて、あわてて自転車から降りて花の名前を尋ねられました。
「この木がとても素敵で、家の方がいらっしゃったら是非聞こうといつも思っていましたが、やっと・・・」とのこと。
ミモザを楽しみにして下さるのは、家族だけではないようで、なんだかちょっと誇らしい気持ちになります。
ちなみに、私は1番上の画像の「アカシア・リセッテ」という品種が一番好きです。
柳にミモザの花を付けたような、大変優雅な木です。
裏庭の土手には、気は付けばムスカリがたくさん、可愛い花を咲かせていました。
庭で育ったものは茎も長いので、たまご色のスミレと名も知らない雑草と一緒にテーブルに・・・。
明日はまた明日で、新しい発見が庭に出るとあるでしょう。
春の庭は、毎日がそんな小さな魔法で満ちていて、驚きと喜びの連続です。

3/25/2008

次女のこと

 3月を迎え、春を感じる頃になると、必ず思い出すことがあります。

それは、次女のことです。

私の親友と同じ誕生日、そして長女と全く、同じ木曜日の12時3分に生まれた次女は、私が二人の子どもの母になれた・・・と幸福な気持ちでいっぱいな時に、突然神に召されてしまいました。

毎年この季節は、春の喜びを感じる一方、心が締め付けられる想いにもかられます。


 そして今日、知り合いの画家の方達の2つの展覧会が、心斎橋の百貨店の美術画廊にてありましたので、母と二人で出かけました。

会場に入ると、すぐに1枚の絵が目に入りました。

それは、薄ぼんやりとした光の中に、死んだ蓑虫と枯れた柊の小さなひと枝が描かれた絵でした。


心の中がざわざわとしてきて、14年前の出来事が胸に甦ってきました。

    私の次女の名は、「柊」というのです。

次女の名前は、産まれるちょっと前に偶然読んだキリストのエピソードが心から離れずに付けました。
それは、キリストのいばらの冠から流れた血が、柊の赤い実になったというもので、なので柊は聖なる木と呼ばれるようになったというものです。

次女が亡くなった時、「こんな名前をつけたから亡くなった。」と言われ、苦しんだこともありました。

けれどその後、私はカトリック教会に通い、1年後に娘とともに洗礼を受け、娘は12年間カトリックの環境で学ぶこととなりました。

それは、たった1日しかこの世に存在しなかったけれど、次女が導いたのだと思います。

 展覧会のその絵は、本来なら枯れて寂しげであるだろう柊なのに、何故だか希望と安らぎを感じさせてくれるものでした。

それは、傍らに蓑虫がいたからだと思いました。

見入っていた私に画家の方が、

「この絵は、これまでも、そしてこれからもずっと寄り添っていく・・・という気持ちを表現したものです。」

と説明された時、不覚にも泣き出してしまいました。

あまりにも、私の心情と同じだったからです。 

次女は、いつまでも私の中で、小さな小さな赤ん坊のまま、確かに生き続けているのです。


今日は、本当にあの絵を見ることができてよかった。
これも、きっと何か運命のようなものだったのだと思うのです。

3/17/2008

ヒラリー・ハーンのシベリウス


 先週の土曜日、ヒラリー・ハーンとBBCフィルハーモニックの演奏会に出かけてきました。


ヒラリー・ハーン(以下、ヒラリー)も、以前聴いたバッハが素晴らしく、前回のシフと同じく是非一度生で・・・と願っていた人です。




チケットは予想通り高く、さんざん迷ったのですが、娘の刺激に若い感性豊かな演奏家もいいだろうと、思い切って購入しました。




曲目は、シベリウスのヴァイオリンコンチェルト。

ヒラリーとシベリウス・・・すごくぴったりな予感・・・!






 ところが・・・です!!




演奏会の1週間前に、パートナーが別の演奏会に行くことになってしまいました。


あまってしまったチケット1枚。誰か行く人おらんやろか・・・と思案して、ふと思いつきました。




「そうだ、Cちゃんを誘おう!」




Cちゃんは娘の仲良しのクラスメート。ヴァイオリン専攻なのですがとても上手で、ちょうどコンクールを勝ち抜いて、春休みに東京大会に出場が決まったところ。御祝も兼ねて誘ってみることにしました。



急な話でしたが、娘のメールにCちゃんは大喜び♪

娘も、普段は大人としか出かけない演奏会に、友達と行けるのが嬉しそうです。

私も、Cちゃんと楽しい時間が過ごせるように、演奏会後はホール横のホテルでのバイキングを予約しました!


当日は2階席だったのですが、ヒラリーのシベリウスはとても素敵でした。


自分の演奏が無い部分では、オケの方を向きながら、ゆっくりうなずくようにしてオケのメロディーに耳を傾け、また自然に自分の演奏に入っていく様は、まるで神話の世界の女王と侍従たちのよう・・・。


お互いに認め合い、尊重し合っている、素晴らしいコンチェルト。


娘達も、いつまでも拍手を惜しみませんでした。


そしてこの曲、Cちゃんのヴァイオリンにとっても合うような気がします。



演奏会後は、楽しい楽しいバイキングの時間(笑)。

私達はさほど食べませんが、Cちゃんはものすごい食欲!気持ちのよい食べっぷりで、きっと元をとってくれたことでしょう(笑)。

みんなで音楽の話、娘とCちゃんの学校での面白い話など、いっぱい笑ってその夜を締めくくりました。


多少しんどい時でも、「学校は絶対、休みたくない!」と皆勤賞で遠い道のりを通学している娘の気持ちが、よく分かった嬉しい1日でした。