家の前で庭作業をしていると、よく通りがかりの人から 「この木は何の木ですか?」と尋ねられます。
その木とは、我が家に4本あるミモザのことです。
この4本は、それぞれに種類も違うので、ミモザにはかなり多くの品種があるのでは・・・と思うのですが、我が家の4本に関して共通しているのは、常緑であるということと、葉の形は違えど、花はほぼ同じ形態ということです。
花芽は11月くらいからつき、桜の咲く頃には大満開!木も、毎年驚く程成長するので、4本は植えすぎかもしれません。
けれど切花にすると、1つ1つの花が小さな黄色い綿のように可愛らしく、ドライフラワーにするのも簡単なので、毎年楽しみにしています。
また、花もさることながら、幹の青みがかった色合いもとてもいい感じ。異国の色という雰囲気です。
先日も、家の前を自転車で通っていたご婦人が、私の姿を見つけて、あわてて自転車から降りて花の名前を尋ねられました。
「この木がとても素敵で、家の方がいらっしゃったら是非聞こうといつも思っていましたが、やっと・・・」とのこと。
ミモザを楽しみにして下さるのは、家族だけではないようで、なんだかちょっと誇らしい気持ちになります。
ちなみに、私は1番上の画像の「アカシア・リセッテ」という品種が一番好きです。
柳にミモザの花を付けたような、大変優雅な木です。
裏庭の土手には、気は付けばムスカリがたくさん、可愛い花を咲かせていました。
庭で育ったものは茎も長いので、たまご色のスミレと名も知らない雑草と一緒にテーブルに・・・。
明日はまた明日で、新しい発見が庭に出るとあるでしょう。
春の庭は、毎日がそんな小さな魔法で満ちていて、驚きと喜びの連続です。