昨日は焼き菓子とパンのお店を切り盛りされている真弓さんが
我が家に来て下さいました。
呉本俊松さんのファンということで、作品をお見せしますよ!と約束していたのと、
月末に迫った展覧会では真弓さんのお力も借りることになり、
その相談もあったのです。
楽しいお喋りの後、ちゃんと本題の詳細も決まり・・・
最後に二階で今飾っている絵を見ていただいていました。
そうなんです。
真弓さんは美大のご出身という珍しいパティシエール!
パッと目をとめられたのが、この「麺麭(パン)」の絵。
林哲夫さんの油彩画。
おぉ、流石に本職さん、目の行くところが(笑)。
林さんの繊細で嫌味の無いタッチも大好きで、
我が家には5点ほどいただいています。
当時、この麺麭をいただこうと思った時にとても悲しいことがあり
長い間林さんの手元に置いていただいていました。
その間に何度も、「先にお支払いを・・・」と申し出ましたが
その度に固辞されて。
気持ちが落ち着くまでのあいだ、待っていて下さいました。
真弓さんが気に入って下さったので、今日は窓際に掛け替えてみたのです。
絵というものは暮らしの中でとても大切な存在。
それぞれに意図せずとも、思いがけないエピソードが絡みます。
今月はこの麺麭の絵を傍らに眺めよう。
いただいたお土産が、英国のショートブレッドとジャム😋
珈琲派の私達だけど、これを食べる時には紅茶かな?