昨日は国立文楽劇場まで、
長年にわたり文楽を応援されているSさんご夫妻と
昼の部を楽しんで参りました。
この貴重な画像は、Sさんが送って下さった楽屋裏の貴重なお写真。
人形遣いの亡き吉田文吾さんと狐です。
この方は過去に短期間ですが、イーデス・ハンソン さんとご結婚されていたそうな。
その間、イーデス・ハンソンさんはひじょうにまめまめしく楽屋でお世話されていたんだそうです。
吉田文吾さんが亡くなられた後はバトンタッチで
源九郎狐は勘十郎さんがずっと勤められているとお聞きしました。
それにしても、昔の狐は歯がすごい!
昨日の演目についてはまだちゃんと消化しきれていないので、
改めて記したいと思います。
(来週も夜の部に行くこともあり・・・)
パートナーの感想はこちらです。
3時間の文楽観賞の後、Sさんご夫妻と短時間ですがお話を。
ご夫妻はデザインの会社をされていて、
世界中の誰もが知っているような素晴らしいデザインをいくつも手掛けられています。
70代後半の今でも厳選してお仕事を続けられていて、
そういったお話を聞くのがとても面白い!
昨秋に岐阜をご案内下さった時にうかがったお仕事は、切子の仏具 。
それがもう形になっていて、見せていただきました。
これが仏具!?
いやいや、夕食の時間にライトを落とし、これをいくつか灯したい!
光はLEDで、それも安心して使えていいな。
(目白御殿の例もあるし・・・😑)
背景にはシルクベビーがケースに入っていて、
仲良く並んでいる様子がまた嬉しい😊
お心遣いもたくさんいただいてしまって・・・
こんなご本もいただきました。
以前にお連れいただいた「暁」さんのレシピ本!
歌舞伎通でもいらして、「文楽じゃないけど・・・」と、
開演前にバッグからこれを取り出されて
笑顔で渡して下さったこと。
重たいのに、このお茶を5本も愛知のご自宅からお持ちになったのです。
そういうひとつひとつのお心遣いに
今までたくさんの方に捧げて来られた深いお心が透けて見え・・・。
本当に、大好きなお二人。
いつもいつもそう思うし、お別れの時は悲しくなります。
今度お会いするのは、秋の展覧会かな。
それが終わったら、またゆっくりとお喋りしたいですね。
特に何もイベントが無くとも、おしゃべりしているだけで楽しい。
お二人からパワーをもらった、幸せな夜でした。