神戸市立博物館で開催されているデ・キリコ展へ出かけて参りました。
神戸まで行くのは、二年前に友人のドッペルコンチェルトを聴きに行って以来。
我が家からは約90分!
この距離が年々遠くに感じていますが、
これからの予定で神戸方面に出る機会も多い中、
まずは一回目のお出かけです。
デ・キリコ展は、事前にチケットもゲットして楽しみにしていました。
これもまた、好き嫌いのはっきりと分かれる画家ですよね。
私はというと万人受けするものより、何かしら毒素を持ったものに
どうしても惹かれてしまうのです。
三ノ宮を降り立った時から感じていましたが、
修学旅行か遠足か?学生が多い!
そして会場の中にも・・・。
作品に合わせて、ヴィヴィッドな壁面。
それがどれも響きあって成功していますね^^
つくづく思ったのが、色彩がすごくカッコいい!!
キリコといえばマネキンですが、その中でも一番好きな作品がこれです。
今回のポスターにもなっていた「形而上的なミューズたち」。
これもいいわ・・・。
めちゃめちゃシュールな作品(笑)。
壁にはキリコのイタリアの作品も書きこまれています。
ここには写っていませんが、コクトーの詩集の為の一連の作品が
なんとも面白かった・・・。
自信に満ちた自画像も何点か。
我が道を行く人生だったのだろうなぁ。
会場である神戸市立博物館も、昭和10年竣工の登録文化財です。
外観が素敵ですよね。
これまた、キリッとした青空に映えています。
刺激をたくさん受けた展覧会でした。
行ってよかった・・・。