昨日は 卯辰山から東山に降りてくる道中を記しましたが、
偶然にもその近くでお生まれになり、
「懐かしい風景でした」とメールを下さった方がありました。
今もなお、自然に囲まれた素晴らしいところでしたが、
当時は更に緑深く、いきいきと美しかったのでは・・・と、
楽しく思い浮かべます。
嬉しいメールに、つい弾みがついて、
今日も金沢旅日記が続きます。
東山の茶屋街は有名ですが、まずは茶房・一笑さんへ。
こちらのお店は、以前山中温泉に向かう道中でお連れいただいた
茶房・実生と同じ系列のお店です。
どのお茶も美味しそうですが、今回は冷たい玉露をお願いしました。
ひとりひとり、あしらいの葉も違うのです。
贅沢な量の茶葉!
この小さな唐子の急須が気に入ってしまって、
手に入るものなら、是非とも買って帰りたかった・・・。
いつでもどこでも抹茶党の娘は、冷たいお抹茶。
蛍の上生菓子が合わせてありました。
母たちは、皆、煎茶。
茶器もそれぞれ違っていて、話題は尽きません。
はじめに冷たい棒茶が出ます。
注文したお茶の後、最後はマカロンと温かい棒茶が。
¥1080という御値段、最初は高めだなぁと思うのですが、
全て終わると、十分満足のゆくもてなし。
お会計が、テーブルごとに色の違う姫だるまをレジに持参というのも
楽しい演出ですね。
お茶を堪能した後は、同じ茶屋街の久連波さんへ。
Uさんご主人は、こちらの長男さんです。
喫茶コーナーに由水十九さんの戸棚があるそうで、
今回是非ともを見たかったのですが、
やはり、なんとも言えず良いものでした。
可愛らしくて、こんな小さな和家具があればいいなぁ・・・と
夢のように思いました。
押絵にぴったりな図案です。
金沢の旅は、まだまだ続きます。