11/23/2014

植樹式



愛犬の骨壺の骨の一部を
何かの苗木と共に、裏庭へ・・・と考えていました。


どの苗木にしようか?
母は「ハナミズキなんか可愛いやん。」と言い、
パートナーは食いしん坊だった愛犬に因んで、実の成る木を!と。

どちらも悪くないけれど、愛犬との結びつきに、もう少し理由が欲しくて
なかなか決められませんでした。




「それで結局、ママの独断と偏見で決めたわけやな?」
 おぉ、まさに娘のズバリ! の通り。
 私が悩みぬいた上注文した苗は2本!
(どうしても、ひとつに絞れなかった・・・。)

それは、ユリノキとアメリカハナノキです。


 ユリノキは、下の画像の通り、秋の黄色い葉が見事な落葉樹。

この大きな木が、いつも愛犬と散歩していた公園に あるのです。





 海外ではチューリップツリーとも呼ばれ、
チューリップそっくりの珍しい花も咲きます。

初めてこの花を見つけた時は、驚きました!

 春・夏の青々とした葉も、
心に元気をくれる爽やかさ。







 もう1本のアメリカハナノキも散歩コースにあり
秋にはこの木の下で、よく赤くなった葉をひろいました。
 愛犬は、いつもじっと待っていてくれました。

カエデの仲間ですので、秋にはほら、この素晴らしさ。

 愛犬はやたらに元気で面白い犬だったので、
裏庭がぱっと賑やかになるような木が植えたくて。

黄色も赤もどちらも捨て難く、
2種類の木の植樹です。







 苗木は値段だけのことはあり、どちらもとても小さくてヒョロヒョロ!
倒れないように、オベリスクで包囲。

けれどきっとすぐに大きく成長することでしょう。

昨年、父の代わりにと植えたオリーブも、
今年は10個ほど身を付けました。




 


 最後の仕上げの水遣りをする母。

植樹式をやっている最中に、タヌキが現れました。

のどかな晩秋の午後。




昨日はこのそそっかしい母が、寝室で派手に滑って転んで・・・

周りの方がドキドキするわ、まったく!