友人のY子さんの愛犬エルガーが、
穏やかに亡くなったとの知らせを受けた、今朝。
もう10年も前、Y子さん夫婦がエルガーを迎え
まだ仔犬だったのを、見せてもらったことや、
ちょうど、エルガーとセラフィンが数ヶ月違いの生まれで、
エルガーがセラフィンに会いにきてくれた、なんてこともあったなぁ・・・と
思い出されて、 しんみり。
エルガーに最後にあったのは、昨年の神戸での展覧会。
ギャラリーにエルガーが現れたときは、大仰天しましたが、
今は、連れてきてくれたY子さんに感謝しています。
私が知っていた、やんちゃな面影は消えて、
ハンサムでお行儀の良い子になっていました。
肝臓の具合が悪くて、大変だったろうに、お利口さんに待っていてくれました。
ご夫婦二人で生活されるY子さんにとっては、
子供のような存在だったでしょうから
その寂しさが痛いくらいに思われて、
でもそれが、動物を家族に迎えたものの宿命なのだから
死も、粛々と受け止めなければなりません。
そして、我が家にも、それはいつの日かやってくるのです。
音楽家のY子さんから、ぴったりな素敵な名前をもらい、
ヴァイオリンの調べの中で、10年の歳月を幸せに過ごしてきた彼に・・・