新春の 初釜ならぬ初窯？も既に済み、
ここのところ、窯作業に勤しんでいます。
今日は、素焼きして磨き終えたボディを2体分、
9～10時間かけて本焼きしながら
同じく素焼きを終えたヘッドの目のカッティング。
顔の表情の個性が出る大切な作業だけに、
気を抜くと欠けたり、左右が揃わなかったりするので、
かなり集中します。
1日かけて、5個分・・・
疲れた・・・。
先日、ふと思いつき、覚えている限りで過去に作った人形を数えてみると、
１００体を超えていました。
そんなに作ったのか！という気持ちと、
まだそれだけか、という気持ちが混ざり合った不思議な感慨。
そういえば、作り始めた頃は、あっさりした子が好みだったのですが、
だんだんと、個性の際立った子に魅力を感じるようになりました。
画像のブリュは、好き嫌いの分かれるタイプなのですが、
今の私は、この子がとても好きです。
同じように、一度は心が離れたけれど、
また改めて作りたいと思える人形が、いくつかあります。
今年は、そんなそれぞれの人形の深さを
じっくりと感じてみたい。
まず一体目は、アーティー！
