先日、伴奏で随分帰りが遅くなった娘を、迎えに行った帰りに
珍しく、外で夕食をとりました。
インドの方が数人で開いているカレー屋さん。
時々、ランチを食べに入ることがありますが、なかなか美味しいお店。
それぞれに好みのカレーを選び、
母がここの こおばしいタンドリー・チキンを単品で頼もう!と提案し、
メニューを見ると、一皿に2個で¥600。
いや、もちろんとても美味しいのだけれど、
ランチのセットに当たり前におまけのように付いてくるあれが、
夜になると1個¥300とは!
・・・しばし、無言の母・私・娘。
「いいやん、2皿とろう!」という母と、
「いや、私はいらんわ、一皿にしよう」と、私。
結局、タンドリー・チキンは一皿だけオーダーしました。
すると、気のいい若いインド人の店員さん、
一つのお皿にチキンを3つ載せてきて、
「ヒトツ、サービスデス!」
・・・おおっ!! 感動する3人・・・!
なんか、こんな話あったなぁ、「一杯のかけ蕎麦」やったなぁ・・・!
賑わう、母と私。
「あの店員さん、インドでもイケメンの部類に入るんじゃない?」と、
サービス以外の観察も怠らない娘。
スパイスたっぷりのまろやかなカレーとナンをいただきながらも、
何より一つのおまけのチキンが、
心に幸せの明かりを灯してくれた夜でした。
(もちろん、これからは、ちゃんと2皿頼みますが・・・恥)
そして、昨年末から今年にかかり、生まれた小さなブリュ。
この子も、新しい家が決まりました。
新しい家族となられる方が送って下さったのは、
短い中にも、強い想いの詰まったメール。
そして、我が母と同じ年齢で、なんと、母の郷里にお住まいの方。
こんなひとつひとつの偶然も、小さな幸せとして、
いつかは心の中の大きな花束になるのです。
最後に、ファインダーの中でおすまし。
もうすぐ、我が家を後にします・・・。