12/16/2025

スクエア・ピアノ


 
 
 母の刺繍作品「静けさ」。
 
これはデンマークの画家カール・ホルスーウの絵画より
刺繍におこしたものです。
 
女性が向かったいる楽器はスクエア・ピアノというものなのですが、
先日のピアノ・ピアさんで、なんとこの楽器を実際に目にすることができました。
 
 
 
 
 
 
 母が伺うとなったのは、ほぼ直前だったのですが
「これを是非見ていただきたかったので、来て下さって嬉しい。」と・・・。
 
 思いがけない対面に、母も大喜びだったのです。
 
 横幅が広く、画像が切れておりますが
右側には歌う人の為の楽譜立てがあるのです!
 時代を経た楽器というのは、本当に面白い・・・
 
 
 
 
 
 
 
 蓋を開けると、こんなに美しい。
まるでハープのよう!
 
 もちろんこの楽器も丁寧に修復されて、美しい音を聴かせてくれました。
 
 






 
 隣室では修復途中のものを見せて下さって!
 
 これがピアノだなんて、全く分からなかった・・・
このようになっているのか・・・ 
 



 
 
 
 ピアノピアさんは代表の小川瞳さんと、
技術者のNekota Hinazo-(ヒナぞー)さんのお二人で切り盛りされていますが、
 ヒナぞーさんは神の手を持つというミニチュア作家です。
 
修復を終えた楽器のミニチュアも制作されていて、
パートナーお気に入りのプレイエルの上に、
ちょこんと作品を載せて下さいました(笑)。
 
・・・寄せ木細工のような木目も、ぴったり同じなんですけど!!? 
 譜面台の細かな透かし模様も、いったいどうやって出来ているの!?
 
 

 
 
 
 
 私のお気に入りの子にも、ミニチュアがあったー!!
 
 
 
 
 
 
 12分の1スケールで精巧に作られています。
だけどそれだけでない、深い愛情が感じられる・・・ 
 
 

ちょこんと乗っています。

 
 
 小川さんもヒナぞーさんも、お人柄が素晴らしい。

 古い壊れかけた(もしくは壊れている)ものに、また命を吹き込む・・・
 
そんなお二人が日々仕事されているアトリエは、
楽器たちの息吹がアトリエのあちこちから感じられる、
宝箱のような場所。
 
今回、このような機会を作って下さり、
モノ作りへの刺激をたくさん受けました。
お二人には大感謝! 
 
またいつか、お邪魔したいな~