林哲夫さんの個展が今日からで、出かけてきました。
土日祝日(しかも祇園祭)の京都に出かけることは、まあありません。
けれど、とても楽しみにしていたので、駅や街中の人混みを掻き分けて!
場所はレトロな壽ビルディング。
京阪の四条から、高瀬川沿いを歩いてすぐのところです。
今回は母と一緒だったので、エレベーターに乗って5階まで。
会場はメリーゴーランド京都。
こじんまりとしたスペースの上、
作品と一緒に販売されている古本の、熱心なお客さんの合間を縫い、
汗を拭き拭き、見せていただきました。
水彩画も油絵も、どちらも魅力的。
けれどやはり、油絵が好きで・・・
2015年の家計予算にも組み込んでいた、私の贅沢を、本日いたしました。
まあ、この後思わぬ出来事もあったのですが、
それは作品が届いてからゆっくりと・・・
林哲夫さんの絵は、2年前の春、こちらでの個展で見せていただいて気に入り、
父が亡くなった後、肖像画(のようなもの)を油絵でお願いしました。
昨年は、玄関の瑞々しい葡萄の絵を母が購入。
これは、パートナーもいたく気に入って、
今回わたしは、作品展のタイトル通りの「本」を題材にした絵をいただきたかったのです。
本の世界の奥深さに魅せられている端くれとして、
絵画の中に閉じ込められた「本」を身近に飾ってみたい。
ひとつ、願いがかないそうです。
会場を出た後、元気ならば三条に行くところですが、
なにぶん、35度の暑さ!
すぐそばの高島屋でお蕎麦を食べ、あれこれひやかして
二時半には帰宅。
仙太郎のおまんじゅうを食べながら
「やっぱり、家が落ち着くなぁ~」と、いつもの台詞が出ました。