下着がまだですが、ほぼ完成。
いろいろなことがあり、ドレスだけでまるまるひと月かかってしまいました。
髪は人毛の、42cmの女の子。
この後は、また鋳込みと窯作業へ。
・・・暑い季節の窯作業、考えただけでも汗が出てきますが、
それをやらなければ進まないので仕方ありません。
予定では一か月早くこの作業にかかるはずだったのですが、
そう上手く運ばないのが人生。
大事なのは、そうなっても投げてしまわないこと(・・・と、自分に言い聞かせる)。
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最近、谷崎潤一郎の人生をざっと読む機会があり、
実生活のエピソードそのままだという「細雪」を 今更ながらに読んでいます。
まだ途中ですが、谷崎の最後の奥さんとその姉妹にまつわることが
ほぼそのまま描かれていて、
関西弁の独特の台詞まわしが面白い。
大阪で生まれ育った私でも、コテコテで最初は読みずらかったのですが、
今は自然にイントネーションが聞こえてきます。