ずっと以前、気に入って買っておいた楕円の額縁。
それに、古びた色合いの紫陽花を、母に刺してもらいました。
夏には出来上がっていたのですが、重い腰を上げ、やっと母が額装。
この額縁は、一番最初にはピンクのダマスク生地に
フォークロア調の花を刺してもらっていました。
けれど、いつの間にやら中身が外され、
次は繊細な一列に並んだ野の花たちの刺繍が、
長く収まっていました。
でも、どうも額の どっしりとした存在感に、
中の刺繍が負けてしまっている感が否めず。
この紫陽花は、楕円の額のために刺していたわけではないのですが、
「お、これいいやん!」と、秘かに狙っていた・・・
そして、奥の刺繍部屋で、母が刺し上げるのを
今か今かと息を殺して待っていたわけなのです。
そして狙い通り、自分のものになったわ・・・長かったけど。
もうこの額縁が、中に収めるべきものを探すことはないでしょう!
紫陽花というと、やはり6月のものだけれども
気にせずに、いつもかけておこうと思います。
シックさも愛らしさも・・・好きなものがちゃんと入っていますもの。
お母さん、なかなかいい仕事したねぇ。
今日は気温は低くとも、太陽の恵みに包まれた1日。
久しぶりに、野良猫(今は、地域猫と呼ぶらしい)チャップリンが
庭に姿を見せてくれました。
仔猫たちは、みな元気にしているかい!?